人間と同じように、犬の寿命も延びてきましたね。
ワンコとの楽しい時間を長く過ごすことができるのはとても幸せなことです。
ワンコも歳を重ねると、食欲が落ちてきたり、足が弱くなったりしてしまい不自由なことも増えてきてしまいます。
しかし、飼い主さんの愛情たっぷりのサポートやケアによって、ワンコは1日でも長く健やかに過ごせるようになります。
今回は、私が実際にワンコにしてあげている「シニア犬の健康維持に効果的なケア」についてご紹介します。
日常にできる簡単ケアから、ちょっと贅沢なケアまで盛りだくさんでお届けしますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

普段のお世話にほんの少し工夫してあげるだけの簡単な方法ばかりだからぜひ実践してみてね!
シニア犬の健康維持のためにできるケア
大好きなワンコと過ごす楽しい時間を1日でも長く続けていくためには、日々の細やかなケアが欠かせません。
しかし、ワンコにしてあげることは限られていますよね。
お仕事が忙しくてなかなかワンコに時間がさけない人。
ワンコにあまりお金をかけられない人。
他にも、様々な事情を抱えている人も多いでしょう。
ということで、「日々簡単にできるケア」と「少し贅沢なケア」の2項目に分けて紹介したいと思います。
これならできそう!というものがあったら、ぜひ実践してみてくださいね!
日々簡単にできるケア
まずは、日常生活で簡単にできることから始めてみましょう。
たっぷりの愛情と少しの工夫で、ワンコもきっと喜んでくれますよ。
楽しい食事
食事は体を維持する大事な要素です。
そしてワンコにとってはとても楽しいイベントの時間ですね。
でも、嗅覚の衰えで食欲が出ない子も多いようです。
いつもご飯を残すようになったら、トッピングを工夫してみましょう。
市販のワンコ用ふりかけでもいいですし、ささみをチンして細かく切ったもの、大好きなかぼちゃをチンして細かく切ったもの。
その子の好きなものをいろいろ試してみましょう。
それでも食べないようなら、カリカリを飲み込む力がなくなっているかもしれません。
すべてをブレンダーに入れてペースト状にしてみてください。
ペロリと完食してくれるでしょう。

ワンちゃんにとって、ごはんの時間はとっても楽しみだよね!
食欲の落ちてしまったワンちゃんにも変わらずに楽しんで食べてもらえたら嬉しいよね☆
マッサージ
人間と同じように年を取るとワンコも血流が悪くなります。
血流を良くするために全身のマッサージをしてあげたいところですが、毎日続けることはなかなか難しいと思います。
そこでピンポイントで足裏のマッサージを毎日続けてみてください。
肉球をほぐすような感じで、嫌がらない程度に触り始め、慣れてきたら少しずつ強めていきます。
足裏には人間と同じようにツボがたくさんあるので、単なるマッサージ以上の効果があると思いますよ。

ワンちゃんとのスキンシップにもなるからとってもおすすめだよ☆
寝る前のマッサージでワンちゃんにリラックスしてもらおう!
とにかく外へ
外へ出ることは、犬にとってとても刺激的で、その刺激は私たちには想像出来ないほど、とても大事なものなのだと思います。
ヘルニアになり歩けなくなった先代のMダックスをカートで外へ連れ出すと、目が生き生きとして周りを観察しよう、匂いをたくさん嗅ごう、とカートから身を乗り出しそうな勢いになったことを思い出します。
家ではほとんど動かないのに、です。
ヨタヨタしているから散歩は可哀想かな、歩けないから散歩はもう無理ね、ではなく、抱っこしてでもいいので外に出してあげましょう。
きっと外の刺激がワンコをイキイキさせてくれますよ。

歩くのがツラそうな時は抱っこしてお外に連れ出してあげよう!
リフレッシュして気分転換になるよ☆
ちょっとだけ贅沢ケア
たまには少し贅沢なケアもしてあげたい!という人は、こんなケアの仕方もありますよ。
ワンコもきっと元気になってくれるはずです
炭酸泉浴
最近はトリミングサロンで炭酸泉浴をやっているところが増えてきましたね。
人間界でも流行ってますが、血行促進にとても効果がありますよね。
もし、通っているサロンの方に相談できるなら、例えば週に一度だけ炭酸泉浴だけをお願いしたい、と交渉してみてください。
ちょっとお高くなるかもしれませんのでお財布との相談になると思いますが、頻繁な炭酸泉浴はお勧めです。
サプリメント
人間界同様、ワンコ界でも多数のサプリメントが発売されていますね。
ペットショップだけでなく動物病院でも扱っているところが増えています。
もちろんネットでも買うことができます。
ですが、初回はショップの方や医師などによく相談して購入することをお勧めします。

ネットで購入する時は、念のためかかりつけのお医者さんに相談してから購入してね☆
漢方薬・鍼
まだまだ一般的ではありませんが、動物専門の漢方医がいらっしゃり、きちんと診察をして動物用の漢方薬を処方してくださいます。
こちらも一般的ではありませんが、動物専門の鍼の先生がいらっしゃいます。
どちらも西洋医学の薬のように、劇的に効果があるわけではありませんが、老いていく体を確実にサポートしてくれますよ。
18.5歳までがんばった先代のMダックスはヘルニアで晩年3年近く寝たきりでしたが、食欲もあまり落ちずに意識もしっかりと生活できていたのは、漢方薬が底支えしてくれていたおかげだと思っています。

漢方薬や鍼は今とても注目されているよ!
興味のある人は、ぜひ専門の先生を探して相談してみてね☆
まとめ
高齢になったワンコとどう暮らしていくか、最近よく聞く問題です。
ワンコ達を見送ってみて思うことは、飼い主が楽しく過ごしていないと、ワンコ達も幸せではない、ということです。
老犬のお世話が大変ならば、楽しくやれる方法を考えてみる、人に任せてお金を払うという選択をする、手を抜く方法を考える。
なんでもいいので、とにかく負担だと思わない方法を探し出す、それが一番だと思います。
最後まで楽しいワンコライフを送りましょう!

わんにゃんラボ編集部

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