ペット葬儀

大切なペットが病気や老衰で亡くなるのは飼い主にとってもっとも辛い出来事です。
ペットを飼うなら「最後まで面倒を」とよく言いますが、ではその後はどうしたらよいのでしょうか?
可愛がっていたペットの死など考えたくないと思いますが、命あるものいつかは寿命を迎えます。

最近では、ペットの葬儀を行う飼い主さんが増えています。
人間と同じく亡くなったペットを供養して埋葬するわけですが、どのように行ったら良いのでしょうか?

今回はペットの葬儀や埋葬の仕方について紹介します。

わんこ 泣く

可愛がっていたペットが亡くなってしまったら‥なんて考えたくないよね。
でも、いざという時に混乱しないためにも、今のうちからしっかりと考えてあげようね。

ペットが亡くなったら‥

犬の場合は自治体に犬の登録を抹消してもらうために「死亡届」を提出します。
猫の場合はそのような届けは特に必要ありません。

ペットが亡くなった場合は、まずちょうどいい大きさの入れ物に安置します。
次に遺体の処理方法を確認しましょう。

ペットの遺体は以下の3つの処理方法があります。

自分の敷地内に埋葬する

持ち家であり庭などがある場合は、この方法を選択する飼い主さんが多いと思います。
猫や小型犬であればスペースを取らないため、火葬しなくても埋葬は可能でしょう。

一般廃棄物として清掃事業所に持ち込む

こちらはおすすめできません。
各自治体のホームページでは、犬や猫が亡くなった場合の処理方法の一つとして紹介していますが、一般廃棄物として持ち込むということは家庭ゴミと一緒に焼却処分されるということです。
もちろん遺骨の返却もありません。
可愛がっていたペットの最期がこれではあまりにもかわいそうですよね‥。

民間業者に依頼して火葬、動物霊園などに埋葬してもらう

この方法は、費用が発生しますが、火葬をして遺骨を丁重に埋葬するならこの方法を選ぶことになります。
遺骨を手元に残すことも可能です。

わんこ あわわ

まさかとは思うけど、廃棄物として出してしまう人はいない‥よね。

ペットの葬儀を行う業者を探す

ペット葬儀

ペットの遺体をどこに埋葬するのか決めたら、次は葬儀の手配です。
葬儀と言っても気持ちの問題ですから、「業者に頼む必要はない」とお考えなら自分で執り行っても構いません。
生前の頃の写真を飾り、供養する気持ちがあればそれで良いのです。

しかし、お坊さんを呼んでちゃんと供養したいとお考えなら業者に依頼しましょう。
ペットの葬儀を行う業者ではさまざまなプランを用意しています。

葬儀の費用は業者によってまちまちですが、だいたい3~5万円程度が相場です。
インターネットで無料見積もりが取れる業者を選びましょう。

葬儀については電話か面談で内容を打ち合わせします。
会場の確保や準備は全て業者が行いますから、飼い主さんはペットと最後のお別れの時間を落ち着いて過ごすことができます。

わんこ ぺこり

きちんとした葬儀は費用もかかるし、必ずしなくちゃいけないわけじゃないよ。
気持ちを込めてお見送りしてあげることが一番大切だよ。

葬儀の手順

1.葬儀場へ

指定の葬儀場へ行きます。
業者によってはお迎えサービスを行っているところもあります。

2.読経

人間の葬儀と同じような流れで進みます。
業者が手配した住職さんに読経をしていただきます。
宗派は各業者が提携しているお寺の宗派となることが多いようです。

3.お焼香

人間の葬儀と同じようにお焼香を行います。
スタッフによる誘導がありますので従いましょう。
回数については1度で問題ありません。
予め珠数を用意しておくといいですね。

4.お別れ

火葬前の最後のお別れの時間です。
可愛がってきたペットへのお礼と感謝の気持ちを伝えましょう。
特に決まったお別れの方法はないので、最後の時間を大切に過ごしてください。

5.火葬と納骨

葬儀後に施設内にある火葬施設で火葬を行います。
火葬には以下の3つの方法があります。

立会個別火葬

飼い主さんなどが一緒に火葬場でペットのお見送りをします。
火葬後の遺骨の返却も可能なため、遺骨を手元に残したい方は必ずこちらを選択してください。

一任個別火葬

お別れまでを飼い主さんが行い、その後の火葬は立ち会わずにスタッフに任せる方法です。
火葬は個別に行いますが、遺骨を手元に残さずに霊園施設や合同供養等などに納骨供養を希望する場合の火葬方法です。

一任合同火葬

お別れまでを飼い主さんが行い、火葬は立ち会わず、納骨なども全てスタッフに任せる方法です。
合同火葬のため、費用を安く抑えられるというメリットがありますが、遺骨を手元に残すことはできません。

悪徳業者にご注意

悪徳業者
ペットの葬儀については、何の規制もないため悪徳業者が多く存在していて、トラブルが後を絶たないのが実情です。

中には火葬をはじめてから「追加料金が必要だ」などと追加費用を請求し、拒否すると火葬中の遺骨を「生焼けのまま返却する」「遺骨を返さない」などと脅す手口もあるようです。

このような悪徳業者に依頼しないためには、インターネットの無料見積もりだけでなく、書面でも見積もりを提出させ、納得できない契約は行わないようにしましょう。

2010年にはペット葬儀業の男が廃棄物処理法違反で逮捕されています。
この事件では、ペットを火葬するとして預かった死体を遺棄して、別の骨を飼い主さんに渡し火葬費用を騙しとっていたそうです。

ほかにも、動物霊園の経営難や経営破たんによって、霊園の管理がされず荒れ放題であったり、納骨した骨が行方不明になるといったトラブルも相次いでいます。

予め動物霊園や納骨堂を下見して、しっかりとした管理が行き届いているか確認しましょう。
それでも不安な方は、遺骨を手元に残すことをおすすめします。

わんこ 泣く

こんな悪徳業者がいるなんて許せないよね。
ペットとの大切なお別れがトラブルで台無しにされないためにも、業者は慎重に選ぶようにしよう。

まとめ

愛するペットが亡くなったら、悲しみとショックで混乱してしまう人がほとんどだと思います。
しかし、ペットを最後までお見送りするまでが飼い主としての責任です。

生前のペットとの楽しかった思い出を振り返りながら「今までありがとう」という気持ちを込めてお見送りしてあげましょう。
葬儀の手続きなどもあって大変ですが、できることは業者にお任せして、ゆっくりペットとの最後のお別れをしてあげて下さいね。

ペットとのお別れが辛い思い出にならないためにも、業者にお願いする場合は、しっかりと見積もりを取り費用を確認して信頼できるところに頼むのがいいでしょう。

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わんにゃんラボ編集部

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