犬にもアレルギーがあるのをご存じでしょうか?
アレルギーは完治が難しく、上手に共存していく病気といわれています。
我が家の豆柴はまだまだ成長期である生後半年でアレルギーの症状が出始めました。
現在は1歳と2ヶ月程ですが未だ飲み薬が欠かせず経過観察での通院は続いている状況です。
アレルギー症状の代表的な症状は痒みです。
人でも痒い事を我慢するのって大変ですよね?
犬は痒かったら「掻く!」の一択!我慢するなんて頭ないのです。
今回は我が家の豆柴ハスのアレルギー発症時の様子をご紹介していきたいと思います。
痒みのはじまり
生後半年を迎えて
我が家の豆柴ハスは生後半年を過ぎ、食べられるおやつも増えていきました。
ハスのおやつを選ぶのは夫婦の楽しみでもあり、ペット用品が扱われているお店にはよく通っていました。
この頃、季節は秋が過ぎ冬になる頃で気候も良く、お出かけも一緒に楽しんでいました。
ドッグランにデビューをし始めたのもこの頃で、ハスにとってははじめての刺激が多岐にわたっていたと思います。
口元の赤みを発見!
最初の変化は口角の端っこが赤くなっているのを見つけた事でした。
「なんでそうなったんだろう?」と、注意して見ていくと口の周りを頻回に掻く様になっていた事に気付きました。
かかりつけの獣医さんからは初診時より「なんでもいいから相談しに来てね!」と言ってもらっていたので自己判断はせず、すぐに動物病院にかかることにしました。
動物病院へ
アレルギー疑い

前足で声を上げながら掻いていました。
動物病院にて赤くなった口の周りを診てもらった結果、
「口の周りに痒みが出る場合は、食べ物のアレルギーの可能性が高く、アレルギー体質なのかもしれない」
「柴犬はアレルギー性皮膚炎を発症する事が多く注意していく必要がある」
という内容でした。
先生とはハスが食べているものについてになり、ドックフードは何を与えているか?他におやつは何を与えているか?等話をしました。
そして最近、ガムを与え始めた事を伝えると、今回の痒みの原因となった可能性が高いという事になりました。
ガムは噛む事でおやつやフードよりも唾液が分泌されるので、赤くなっている口角辺りは唾液が溜まる所であるのでガムの成分がついてしまい痒くなってのではないか?という事でした。
ガムは与えるのを控える事になりました。
他、フードやおやつですが食物アレルギーが疑われる場合、原材料をなるべく一本化して痒みなどのアレルギー症状が出た時に何のアレルギーか分かる様な状況にしておくのが望ましいというアドバイスをいただきました。
今回の診察ではアレルギーの診断はおりず注意していくという方向性で止まり、口の赤みを消毒するコットンと炎症を抑える軟膏を処方していただきました。
この軟膏の効き目はバッチリで、数日で赤みはきれいになっていきました。
炎症が引くと口元を掻くことも減った様でした。
アレルギー発症

前回の口の痒みで通院してから二ヶ月程でまた痒みにより通院する事になりました。
今回は明らかに顔を集中的に掻く様になったのに気が付き観察すると「あれ?もしかして口元や目元の毛が薄くなってる?」と感じましたが、前回の様な赤みはなかったのでしばらく様子を見る事にすると、日に日に強く掻く様になっていき、すぐに口や目の周りの毛がなくなり禿げていってしまいました。
慌てて動物病院に行くと、前回の事も合わせて考えるとアレルギー症状であると診断を受けました。
今回は炎症も前回よりもひどく、また目元などは軟膏は塗れないので飲み薬が処方されました。
飲み薬も抗生剤と痒み止めの2種類で、結構な出費に驚きました。
掻く箇所が顔に集中していることから食物アレルギーの影響が大きいという事でフードの変更も同時に行っていく事になりました。
この頃にはおやつも原材料を見て購入をするようにしていましたが、新しく食べるフードが合っているか分かりやすくする為におやつは禁止になりました。
おやつに関しては残念に思いましたが、痒みが少しでも和らいでほしいと願うばかりでした。
まとめ
これが豆柴ハスのアレルギー発症の記録です。
この頃は毎日毎日皮膚の状態を観察するのが私の日課になっていました。
とにかく悪化しない様に見守ってあげる事を第一に考えていました。
ネットでアレルギーの情報も片っ端から見ていました。
ひどい時は鳴き声をあげながら目を掻く姿もあり心痛かったです。
「痒い」という大きなストレスをまだ小さい内から抱えてしまったハスがかわいそうでありました。
恵まれていた事といえば動物病院の先生が「元気でも病気になってしまっても楽しんでほしい」という考えを持って接してくれた事です。
いつも病院に行くとハスとスキンシップをとりながら「ハス~!すぐに病院に連れて来てもらって幸せだな~!」と仰ってもらっていました。
そんな素敵な先生とハスと私たちのアレルギー治療が幕開けしたのでした。
連載【豆柴ハスの日常】

えみ

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