暑くなってくると、短くカットしてさっぱりとしたワンコ達を見かけますよね。
でも、そもそもサマーカットってどのカットを指すの?
いつ頃やればいいの?
メリットやデメリットはあるの?
今回はサマーカットをやる必要性や時期についてお伝えしますね。

サマーカットは何月頃にやるのがいいのかな?
そもそもサマーカットってしなくちゃいけないの?
そもそもサマーカットとはどんなカット?時期は?
「サマーカット=丸刈り」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実はサマーカットとは夏に向けて「毛を少し短くする」のが本来の意味です。
ただ、丸刈りにするコトがサマーカットだとしているトリミングサロンもあるので、サマーカットにする時は「どこをどれくらい切って欲しい」と具体的に伝えることがいいでしょう。
どのくらいの時期にサマーカットにするのがいい?
お住いの地域によっても違いますが、暑くなり始める4月から6月の頃にカットするコトがオススメです。
換毛期でもありますからカットして短くすることで、抜け毛対策にもなります。
サマーカットがおすすめの犬種
サマーカットは、
- ゴールデン・レトリーバー
- シー・ズー
- ポメラニアン
- マルチーズ
- ダックスフンドのロングコート
- チワワのロングコート
- シェットランド・シープランド
などなどの主に長毛犬種に行います。
また、通年でカットするプードルなども夏場は短めにカットするコトが多いですね。

バリカンでガッツリと短くするんじゃなくて、毛をすいたり短めに切ることがサマーカットって言うんだね!
サマーカットのメリットとデメリット
当然ですが犬の被毛には役割があります。
「体が濡れることを防ぐ」「ノミやダニから皮膚を守る」「体温を調節する」「紫外線や日光から皮膚を守る」などです。
それを踏まえて考えてみると、サマーカットにはメリットとデメリットがありそうな気がしますよね。
サマーカットのメリット
ワンコは暑くなると冷たいところにお腹を当ててカラダを冷やします。
なので、全体的に毛を少し短めにカットするだけでなく、特にお腹や脇の下、後ろ足の付け根などの毛を部分的にさらに短くすることで、カラダを冷やす効果を上げることができます。
カットすることだけではなく、毛をすくことでもカラダを冷やす効果を上げることもできます。
サマーカットのデメリット
特にバリカンでの丸刈りはデメリットが多くお勧めできません。
体温の調節機能が損なわれてしまい熱中症対策にはなりませんし、虫刺されの危険性も増します。
そして日光の直撃も受けてしまいます。
またクーラーの効いた部屋でも体温調節が難しくなり、体調を崩してしまう可能性があります。

何事にもメリット・デメリットがあります!
それらをきちんと把握してカットしてあげよう!
サマーカットの必要性‥プロの意見は?
実はサマーカットに関してはトリマーさん達の意見も大きく分かれているようです。
- あくまでもバリカンでカットするサマーカット賛成派のお店
- 部分的なカットをする中間的なお店
- サマーカットは断る反対派のお店
とお店によって意見は様々です。
それぞれの意見の中心的な考えの違いは
サマーカット反対派→ワンコの被毛は、もともと生きていく為に必要だからあるのだから短くカットする必要はないという意見
サマーカット賛成派→熱中症対策には短くサマーカットすることが一番有効という考え方から
になりますが、素人にはどちらが正しいのか判断は難しいですよね。
先にあげたメリット・デメリットなど、いろいろな情報を集め検討してみてください。
まとめ
実はサマーカットにはもう一つの効果があります。
飼い主から見て短毛になったワンコは一緒に過ごしていて涼やかだということ。
つまり飼い主側の気持ちの問題も多く含まれているのです。
各ワンコによっても夏を元気に乗り切るために必要な対策は違ってくると思います。
獣医師の先生・トリマーさん・飼い主さんの考え、そして何よりも大切なワンコの体調を考え合わせてどうするのか考えてあげたいですね。
サマーカットをしてクーラーの中では服を着せる、カットはせずクールマットやクールウエアを活用する‥などなど、いろんな情報をたくさん収集してしっかり検討して、今年の夏を元気にどう乗り切るのか考えてみましょう!

わんにゃんラボ編集部

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