昨今の日本は、地震や水害などの災害が多い国というイメージがあります。
そんな国に住んでいて、災害に対する避難準備は出来ていますか?
災害が起き避難したとき愛犬とどう行動したら良いのか理解出来ていますか?
自分の安全はもちろん、災害時に大切な愛犬の命を守る準備と行動を今一度確認してみましょう。

災害が起きた時のために、準備するものや避難手順などを確認しておこう!
災害時に愛犬のために準備しておきたいもの
フード
最低3日分(出来れば2週間分)のドッグフードと水は準備してください。
使わないときには、たたんで小さくできる簡易食器も一緒に入れておきましょう。
リードとハーネス又は首輪
いつも使っている物でも良いのですが、別に用意をして荷物に入れておくと便利です。
クレート、キャリーバッグ、スリング
移動手段として使う物ですが、不慣れな環境でも愛犬が安心出来る場所として重宝します。
犬種によって使用可能不可能がありますが、スリングは愛犬と飼い主が密着できるので安心度がアップしますし、両手が自由になるのでおすすめアイテムです。
生活用品、消耗品
トイレシーツや排泄物用の袋、トイレットペーパー等は必需品ですので、多めに用意しておきましょう。
また、ウェットティッシュやドライシャンプー、ブラシもあると便利です。
その中でもウェットティッシュは人間にもとても役に立つものです。
タオルや新聞紙
人間同様タオルやは防寒対策にも使用ができ、吸水性も高いのであると便利です。
タオルは新しいものでも良いですが、愛犬自身の臭いが付いているものだと安心感があるのでストレスの軽減に役に立つでしょう。
迷子札、写真
万が一離ればなれになってしまった場合でも見つけやすくするため、飼い主の名前、住所、連絡先を書いて首輪に付けておくと良いです。
出来たら鑑札も一緒に付けておきましょう。
また、飼い主と一緒に写っている写真があると探し出すときに便利です。
くつ、靴下
日頃からの練習が必要になると思いますが、瓦礫やガラスのところを歩かなくてはいけないときにも、くつや靴下を履いていれば足を守れるのでおすすめです。
その他
愛犬の好きなオモチャがあると、少しでもストレス発散できるので用意してあげましょう。
バンドエイドや包帯があると、人間同様怪我の対処ができます。
持病がある愛犬には、薬も必要です。(分量や回数も分かるようにしておきましょう)

これらの必要な物は、簡単に持ち運びができるように防水タイプのリュックサックのような背負える形のバッグに入れるのがおすすめだよ!
愛犬との「同行避難」と「同伴避難」の違いについて
同行避難とは?
災害時に、飼い主と愛犬(愛猫も同様です)が一緒(同行)に安全な避難場所まで避難することを表します。
この時「避難所まで愛犬と同行して避難すること」がポイントであって、避難所の中で一緒に過ごす事ができるかどうかというのはまた別の話となります。
あくまでも、一緒に避難することが「同行避難」です。
同伴避難とは
災害時に、飼い主と愛犬が一緒に避難して更に避難所内でも一緒に過ごすことが出来る避難のことをいいます。
2016年の熊本地震の災害時に、熊本市内にある「竜之介動物病院」がペットと飼い主のために院内に同伴避難所を開放してくれました。
環境省では、ペットとの避難についてのガイドラインにおいて「同行避難」を推奨しています。

詳しくは環境省自然環境局のHPを見てね!
⇒環境省自然環境局
安全に避難するために注意したいこと
避難の途中で愛犬がパニックになって飼い主と離ればなれになってしまう可能性もあります。
パニックになると興奮して逃げ出してしまう事が多くなるので、首輪などに飼い主が特定出来るものを付けていれば、何処かで保護された場合、飼い主の元に戻ってくる事が考えられます。
逆に特定できるものが付いていない場合は、保健所や里親の元へ行ってしまう確率が上がります。
万が一に備えて、迷子対策をしておくことは大切なことに思います。
まとめ
災害は、いつ何処に起こるか探知するのは難しいので個人で想定して準備をしなければなりません。
そうすることで、飼い主さんも愛犬も身を守ることにつながると思います。
お住まいの市区町村により、防災対策が色々あります。
事前に確認しておくことも大切なことなのでこの機会に調べてみたら良いのではないでしょうか。

わんにゃんラボ編集部

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