犬の涙やけは、きれいに落ちないからと諦めてしまっていませんか?
もし改善する方法があるとしたら試してみたいと思いませんか?
今回は、犬の涙やけについて原因から対処法・予防法までご紹介していきます。
是非参考にしてみて下さい!

悲しいわけじゃないのに涙が出てくるよー!
涙やけはどうして起こるのかな?
涙やけとはどんな症状?
涙やけとは眼の周りに毛に汚れたように変色してしまった状態のことで、正式には「流涙症」という病名です。
涙が流れ落ちる目頭から鼻の横あたりが茶色く変色してしまっている犬を見たことあると思いますが、それは涙に含まれる塩化リゾチームという成分が過剰に毛に付着することで茶色く着色しているのです。
茶色く着色した毛は洗っても落ちないため、毛に付着したまま残ってしまいます。
涙は本来、涙腺から涙管を通り鼻へと排出されますが、スムーズに鼻まで排出できないと涙があふれて出た状態になってしまいます。

茶色に変色してしまうと、洗っても落ちなくなってしまうので注意!
涙やけを引き起こすと考えらる3つの原因
1.食べ物や環境によるアレルギー
食べ物や花粉、ハウスダストなどが原因で眼が痒くなりこすったり掻いたり、涙が多量に出たりすることがあります。
痒みがでることがアレルギー症状の特徴ですので症状があれば、アレルギーの原因を探りアレルギー物質を排除していきます。
2.ドッグフードの添加物
添加物には酸化防止剤、着色料、保存料などがあり、中には発がん性があったりと体にとって有害になるものもあります。
このような添加物は体内で分解されにくく、体の中で蓄積していってしまうと涙の成分に混じり涙や毛の原因になることがあります。
3.鼻涙管の異常
鼻涙管が生まれつき狭い場合や、だんだんと狭くなってしまうと涙やけが生じやすくなります。
鼻涙管が狭い場合、遺伝が関係していることが多いです。

涙やけの原因に心当たりはないかな?
改善できることから始めてみよう!
涙やけを起こしてしまった時の対処法や予防法
水分摂取量を見直す
涙の98%は水分ですが、その他の2%にタンパク質、リン酸塩なども含まれており、弱アルカリ性の液体です。
涙中の水分量が減ってしまうことでその他の濃度が上昇し、ねっとりとしたベタベタとした涙になり、涙やけを作る原因となってしまいます。
水分をきちんと摂取できているか改めて把握して、水分量を確保できるようにしましょう。
運動量を見直す
運動不足になると代謝が悪くなり、体内に老廃物が溜まりやすくなって涙やけがひどくなってしまうことがあります。
毎日散歩などで運動できる時間を確保してあげましょう。
食事を見直す
涙やけは毎日食べているドッグフードが原因の場合があります。
質の悪い肉や、添加物などの保存料からアレルギー反応を起こし、涙やけにつながっているケースもあります。
肉以外でも市販のドッグフードではトウモロコシや小麦などの安価な穀物類を使用しているものもありますが、実は穀物も上手く消化できなかったりアレルギー反応を起こしてしまったりする子が多いです。
まずは「添加物が最小限なもの」「穀物が少ないもの」という観点からドッグフードを検討してみることがおすすめします。
環境を改善
涙やけは、ハウスダストなどの部屋のほこりや、除菌剤・消臭剤が影響する場合もあります。
部屋の中を清潔に保つことや、エアコンなどのフィルターをこまめに掃除することが大事です。
犬が過ごす空間では除菌剤や消臭剤の使用を控えてみることを是非試してみて下さい。
汚れは拭き取って!
目やになどは放っておかずにこまめに拭き取ってあげましょう。
その際、ゴシゴシとこするのではなく、優しく押さえて拭う様にしてあげて下さい。
白い毛の犬はどうしても涙やけが目立ってしまい、茶色い涙やけの毛をまた真っ白の状態に戻すことは難しいです。
ペットサロンでトリマーさんに相談することもおすすめです。
サプリメントを取り入れる
腸内環境の乱れは、アレルギーの原因の一つだと言われています。
愛犬の腸内環境を整えてあげることで、アレルギー症状を抑え、涙やけの改善にもつながります。
そこでおすすめなのが、犬用の腸内フローラサプリメントです。
様々な種類のサプリが販売されているので、成分などを確認して愛犬に合ったものを選んであげて下さいね。

おすすめのサプリはコレ!
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犬種によって涙やけを起こしやすい子がいる!?
小型犬に多い短頭種の場合、鼻涙管が細くつまりやすいので涙やけが多くみられます。
代表的な犬種としては、チワワ、シーズー、パピヨン、マルチーズなどです。
また、短頭種は他犬種と比べると眼球が前方に突出している場合が多く、眼にゴミや毛などが入りやすいため涙が出やすい状況になってしまっているのです。
毛などについては眼に入らない様に定期的にカットをしてあげることが大切です。
他にダックスは、アレルギー体質や自己免疫性疾患の発生率が高い犬種で、フードに対してのアレルギーから涙やけが発生することが多くあります。
フードだけでなくおやつの選択にも注意してあげる必要があります。
まとめ
涙やけの対策はどれもすぐにはじめられそうなものばかりです。
どんな表情でも可愛い犬ですが、健康でお互いに悩みのないのが一番ですね!
飼い主さんも悩まずに‥でも諦めずに周囲の人や専門職に相談して進めていきましょう。

わんにゃんラボ編集部

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