犬を飼っているものとして、想像しただけで胸が苦しくなる「愛犬の迷子」。
きっと、そうなったらパニックになるでしょう。
でも、それでは解決はしないので、愛犬が行方不明になってしまったとき、私たちに出来ること!しなくてはいけないこと!を考えてみましょう。
今回は、愛犬が迷子になった時に飼い主さんがするべきこと・迷子にさせないためにできることを紹介したいと思います。

もしもの時に慌てない為にも、今のうちからどう対処するべきかを確認しておこう!
愛犬が迷子になってしまったら、まずするべき行動
逃げた方向や、心当たりの場所などを自分で探しましょう。
帰る方向が分からなくなった犬が、家を探してどんどん移動してしまう場合もあるので、時間が経つほど移動距離が広がる可能性が高くなってしまいます。
ここは出来るだけ早くに行動を始めましょう。
この段階で見つけられたとき‥慌てて駆け寄ろうと追いかけると、犬は「叱られる」と思い逃げてしまうことがあります。
日頃から呼び戻しが出来る仔であってもパニックになっている可能性も。
また車通りのある場所で発見した場合、喜んで道路に飛び出してしまうこともあるので、発見できたときも慎重に行動する必要があります。

飼い主さんは、とにかく落ち着いて行動することが大切!
こんな時だからこそ、焦らず冷静に迅速な対応を!
探し方
飼い主だけが闇雲に探しまわるだけでは、見つけられる可能性が低いので各所に連絡することも大事です。
これからご紹介する施設に連絡をするときに
- 名前
- 年齢
- 犬種
- 毛の色
- 外見的な特徴
- いなくなった日付、時間、場所
などの情報をきちんと伝えましょう。
愛犬の写真を載せたポスターがあると、各所で話をするにも愛犬の特徴が分かりやすくなります。
※ポスターの作り方はコチラの記事の最期で紹介しています↓
(ねこバージョンですが‥参考にしてみて下さいね)
交番、警察署
土曜・日曜はもちろん365日・24時間対応してくれるので、愛犬の特徴や居なくなったときの状況を届けましょう。
地域的な事もありますが、お住まいの地域だけでなく隣の市や区、町にも話をしておくと早く連絡がもらえる可能性があります。
保健所・動物管理センター
迷子の状態の犬を見掛けた人が連絡をしてくることや犬を保護した人、事故にあった犬が連れてこられる可能性があるので必ず愛犬の特徴、自分の連絡先を伝えましょう。
迷子になって数日経ってしまった場合には、2~3日おきには連絡を入れると良いです。
動物病院やペットショップ
主治医のいる動物病院はもちろんですが、他の病院にも連絡しておきましょう。
迷子になっている間に怪我をして、発見されたとき親切な方が手当をお願いしてくれるかもしれません。
迷子ポスターも貼らせてもらえるようにお願いしましょう。
清掃局
最悪なことですが、交通事故などに遭って亡くなってしまったらここに収容されます。
お住まいの地域内だけでなく、近隣の施設にも連絡しておきましょう。
TwitterやFacebook等のSNS
たくさんの人の眼につくようにSNSも活用しましょう。
写真を始め、犬種や毛の色等の情報を投稿するといいですね。
拡散してもらえれば、その分情報がたくさん集まってきます。

ワンちゃんの写真や特徴を書き込んだポスターを作って、あらゆる場所に貼らせてもらえるようにお願いしよう!
事前に迷子にさせないためにできること
愛犬が迷子になってしまう前に、日頃から迷子にさせないようにすることが最も重要です。
日々の些細な気遣いで、愛犬の迷子は事前に防ぐことができます。
以下のことに注意するように心がけましょう。
- 基本ですが、放し飼いはやめましょう。
- お散歩も、愛犬を大切に思うならノーリードではやめましょう。
- 雷や花火のような大きな音は苦手の仔が多く、パニックになり逃げ出してしまう事があります。
外で飼っている場合には、家の中にいれるような対応をしてあげてください。 - 室内犬でも、ドアの開け閉めや外出時の車の乗り降りの際には十分に注意しましょう。
- 首輪は指が1~2本入る位の隙間がベスト!
それ以上緩いとスッポリ抜けてしまいます。 - 首輪もリードも消耗品ですので、定期的な点検をしましょう。
- 去勢していない男の子ワンちゃんの場合、避妊していない女の子ワンちゃんの気配を感じると、本能的にとんでもないパワーが出て普段とは違う行動に出るので要注意です。

ちょっとした油断がワンちゃんの迷子につながることも‥。
日頃からしっかりチェックして迷子を防ごう!
まとめ
愛犬が迷子になってしまったら‥と、ちょっと想像しただけで心が苦しくなります。
事故にでも遭ったら!
川に落ちたりしたら!
他のワンちゃんと喧嘩して大怪我なんてことになっていたら!
不安いっぱいになって、たまたま近くにいる子供を襲って噛んだりしていたら!
何処かの知らないお家の仔になっていたら!
などなど、心配は尽きません。
飼い主の情報が記入された名札や犬鑑札、体に埋め込むマイクロチップ等も推奨され迷子犬が家に戻れるための役に立っています。
うちの仔は大丈夫!と信頼する気持ちも分かりますが、愛犬を本当に大切に思うならば私たち飼い主がしてあげられることはできる限りしてあげたいですね。
愛犬たちも飼い主側も安心して楽しく過ごしていられますように!

わんにゃんラボ編集部

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