多くの人が経験していると思いますが、ワンコが暴走して飼い主の手からリードが離れてしまい、勝手に走り回る‥。
ワンコを抱っこしていたら突然暴れ出しバランスを崩して落としてしまう‥。
一瞬ひやっとするけれど、何事もなければすぐに忘れてしまいますよね。
でも、実は沢山のワンコがこのようなことが原因で骨折や怪我をしているのです。
今日は、犬の骨折の症状や治療法、どんなことが骨折に繋がるのか‥などについてお伝えしますね。

ワンちゃんが骨折してしまったら、飼い主さんがするべきことを知ろう!
骨折しないように普段から心がけたいこともお話しするよ☆
犬の骨折の症状
ワンコにこのような症状があったら、骨折の可能性が高いので少しでも早く病院へ連れて行きましょう。
- 足を地につけず、足を上げて歩く
- 足が麻痺して動かなくなる
- 体を触られると痛がって暴れる
- 元気や食欲が急になくなりじっとしている
- 腫れている
犬が骨折した時の応急処置は?
明らかに骨が折れているとわかる手足の骨折の場合は、病院へ着くまでの間の痛みを少しでも減らせるように、添え木を当ててみましょう。
骨折した場所にガーゼを巻き、副木でガーゼを挟むようにして当てて、テープや包帯などで固定を行います。
ただ、多くの場合、応急手当に対してワンコは抵抗しますので、無理に応急手当はせず、ケージなどに入れて、受診までの間、体を動かせないようにしておくと良いでしょう。
そして何よりもできるだけ早く獣医師の診察を受けてください。
病院ではどんな治療をするの?
まずは視診と触診で確認した後にX線検査で診断されます。
それから治療法が決まりますが、治療法は骨折の部位や程度によって様々です。
骨折の治療の原則は、骨折した骨を正常な位置に戻し、骨が再生、癒合するまで、ズレをふせぎ安定化させることです。
軽度であればギブスによる固定のみで大丈夫ですが、金属のプレートやスクリュー、ピンを用いて骨折箇所を固定する手術をしなければならない場合もあります。
また、プレートなどの除去のために再手術を行うこともあります。
病院に行った後での自宅でのケア方法
手術後は抗生物質を飲ませる必要があります。
薬嫌いの子もいると思いますが、チーズに包んであげるなどの工夫をして確実に飲ませましょう。
そして、獣医師に指示された絶対安静の期間を、できる限り安静に過ごせるような環境をつくってあげてください。

ワンちゃんのお薬の飲ませ方についてはコチラの記事を参考にしてね!
⇒犬に上手に薬を飲ませる方法とコツを紹介!薬を与える時に注意すること
犬はどんなことで骨折をするの?
ワンコの骨折の原因は、
- 交通事故
- 高いところからの転落
- ものが落ちてきて下敷きになる
- ドアに挟まれる
- 人に踏まれる
- 同居動物による外傷
などが考えられます。
また、フローリングの床の上にソファーやベッドからの飛び降りを繰り返していることで股関節に負担がかかり骨折するケースもあります。
幸い我が家でこれまでに飼ってきたワンコ達は骨折をしたことがありませんが、いま居るワンコはベッドの上から床へ飛び降りる動作を日に何回も、いや何十回も繰り返します。
フローリングの上にクッション性の高いペット向けのタイルカーペットを敷いてはいますが、それにしても回数が多いので、減らすことができないか考えないといけないな、と思っています。
万が一骨折してしまうと、治るまでに長い時間がかかりワンコのストレスも大きくなりますし、飼い主には手術や入院の費用が大きな負担となってしまいます。
手術の内容や入院日数にもよりますが、数十万かかることになると思います。
どの原因も、人が注意していれば、配慮していれば、防ぐことができることです。
一度、犬目線でお家の中を見直してみませんか?

体が小さいワンちゃんは、ほんのちょっとしたことでも大けがに繋がることもあるよ!
ワンちゃんの安全をしっかり確保してあげよう!
まとめ
注意していれば防ぐことができるケースが多い怪我ですから、リードの握り方を変えてみる、抱っこは極力しない、など飼い主ができることがないか考えてみると、怪我のない安心した日々を過ごせますよね。
一度ワンコの安全についてしっかりと考えてみませんか?

わんにゃんラボ編集部

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