今の時代、ワンコは単にペットというより家族として生活に欠かせない存在ですよね。
だから、出来るだけ長生きして欲しい‥飼い主さんのみんなが願っていることだと思います。
そのためには、病気をさせないように食事や運動などの日常生活に注意すること、そして病気を早めに発見して早めに治療すること、が大事になります。
今回は、病気を早めに発見するための愛犬の日々の健康チェックについてお伝えしたいと思います。

ワンちゃんが健康で長生きできるように、健康チェックはとても重要!
ぜひ今日から習慣にしてあげよう☆
愛犬の日々の健康チェックは病気の早期発見に繋がる!
病院のように細かな診断はできませんが、毎日接している飼い主だからこそ気がつけることも沢山あります。
それは日々、全身を隅々までくまなく触ることで可能になります。
人間と同じでワンコの病気も何より早く発見することが重要なのでできれば頻繁にやって欲しいのですが、検診と思って接すると何だか億劫になりがちですよね。
なので日々単なるスキンシップと思いながら気軽に愛犬の全身を触ってあげましょう。
続けるうちにもしかしたらいつもと違う、という感じを持つことがあるかもしれません。
また散歩や日常生活のようすを観察することで、違いに気づくことがあるかもしれません。
いずれの場合も、普段と異なる状態を発見したら速やかに動物病院に連れて行き診察を受けましょう。

大切なのは、とにかく毎日ワンちゃんに触れること!
全身をナデながらチェックすることで異変に早く気づくことができるよ☆
犬の健康チェックのポイント
- 体温・心拍数
- 便・尿、嘔吐物
- 食欲の有無
- 呼吸
- 行動
- 歩様
- 目・鼻・口
- 顔・お腹・背中・手足
- 被毛・皮膚
- におい
これらの項目で、普段とは違う点が見られたらすぐに動物病院に連れて行きましょう。
また、これ以外にも「体にしこりがある」「いつもは大丈夫なのにある部分を触ると嫌がる」「疲れやすい」「吠え続ける」など沢山のチェックポイントがありますが、とにかく「普段と違う」ということが判断基準ですから、何より健康な状態をしっかり把握しておくことがとても重要ですね。

ポイントは、健康な状態との比較!
チェック項目を参考に毎日様子を見てみよう☆
病院での健康診断ってどうなの?
ワンコは一般的に5歳くらいから中年期(人間でいうと35歳から40歳くらい)、10歳くらいから老年期と言われています。
人間の健康診断の項目が増えたり、人間ドッグを受け始めるのも中年期くらいからですよね。
若い頃から比べて体力が低下して疲れやすくなったり、いろいろな病気のリスクが高まってくる時期だからです。
日々のチェックは飼い主さんがしっかりしていても、残念ながらすべての病気の発見ができる訳ではありません。
病気のリスクが高まる中年期以降は定期的に動物病院での検診を受けることも、病気の早期発見のために良い選択肢だと思います。
検査内容は病院によって様々です。
内科検診、触診、血液検査、レントゲン検査、心電図、糞便・尿検査などがあり、簡単にできるものから、身体のすみずみまで細かく検査する様々なコースに分かれています。
かかりつけの獣医師と相談して決めると良いでしょう。

健康診断は飼い主さんが気づけない体の内部を検査できるよ!
病気の早期発見にはとってもおすすめ☆
まとめ
病気を早期に発見できれば、その後の治療リスクも少なくなり、ワンコの負担も減りますよね。
実は、以前飼っていた10歳のチワワがある日突然発作を起こしました。
それまでずっと健康で病気をしたことがない子だったのに、散発的な発作は止まらず、動物病院に連れて行って入院させた後、発作が絶え間なく起こるようになり、専門病院に連れて行きCTスキャンを撮ったところ脳に大きな腫瘍ができていました。
手の施しようがなく、結局、鎮痛剤で苦痛を和らげながらお別れすることにしました。
病院の先生は見つけることは難しかった、と言ってくださいましたが、きっと、何か異変の予兆はあったはずなのですが私は見落としてしまったのです。
長い間、後悔にさいなまれました。
そんな後悔を皆さんにして欲しくないと思います。
まず大事なのは飼い主さんによる日常的な健康チェック。
そして、プロによる健康診断。
上手に使い分けて、ワンコの健康維持のための早期発見・早期治療を目指しましょう。

わんにゃんラボ編集部

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