新しくワンちゃんを家族として迎える場合、色々考え悩むことがあります。
その中のひとつに「ケージやサークルの置き場所」もありますよね。
昔は玄関先や庭で飼うのが大多数でしたが、今ではほとんどが室内犬です。
家族や愛犬が家で快適に過ごせるため「犬のケージの置き場所」について調べてみましょう。

ワンちゃんがケージやサークルに入るのを嫌がる場合は、置いている場所が原因のこともあるよ!
なぜケージやサークルが必要なの?
人間の感覚だとケージやサークルというものは「犬を閉じ込めておく檻」と考えてしまいがちです。
しかし本来、犬というものは小さな穴を掘って巣を作り、その中で眠ったりする習性を持つ動物ですので、お家の中で飼われているワンちゃんにもその巣に代わるものが必要と考え、それがまさにケージやサークルとなるのです。
ワンちゃんにとって、ハウスが自分のテリトリーとなり、リラックスして眠ったりお気に入りのオモチャを持って入ったり‥。
自分が安心できる囲われたスペースで守られているという安堵感を得ることができたら、落ち着いた生活が営めると思われます。

ふかふかのベッドやお気に入りのおもちゃがあれば、お留守番の時も安心してサークルの中で過ごすことができるよ!
最適なケージの置き場所は?
ワンちゃんが安心できる居場所をつくるには、ワンちゃんにとっての快適さが大切です。
人間側の都合と折り合う範囲でワンちゃんにとって最適な場所を見つけましょう。
1.直射日光の当たらない風通しの良い場所
どの程度の暑さ寒さに耐えられるかは犬種によりますが、いずれにしても犬は暑さにも寒さにも弱い生き物です。
そのため窓際は、外気温の影響を受けやすく暑さ寒さの変動が激しくなりますし、直射日光が当たることで時期によっては熱中症の危険があるためおすすめは出来ません。
お部屋のスペースの関係上、窓際にケージを置かざるを得ない時には、カーテンなどで直接日が当たらないようにする工夫が必要になります。
2.リビングなどの家族が多く訪れる場所
犬は元々群れで暮らしていたため、人の気配が全くない静かなところより、人の生活音や気配、雰囲気などを感じられるところの方がワンちゃんにとって安心できるのではないでしょうか。
しかし人の出入りが多い部屋の出入り口などに置かざるを得ないときは、カバーとして毛布や布を掛けて、ケージから丸見えの状態を緩和するなどの改善をすると良いかもしれません。
また、別の部屋にケージを置く場合、お部屋の扉を完全に閉めるのではなく人の気配が感じられるほどの隙間があれば大丈夫な仔も居ます。
3.テレビやオーディオから離れた場所
犬は私たちよりも数段耳が良いので、テレビやオーディオからは離して設置してあげてください。
音は犬にとってストレスになり得る場合があります。
こんな場所には置かないで!NG例
少数派だとは思いますが、部屋の真ん中はNGです。
これは人間側から見ても生活しにくい状態ですよね。
そして360度どの方向からも視線にさらされるということは、犬にとっても休まらない環境です。
逆に部屋の一番奥で誰の目にも止まりにくいところも避けた方がいいでしょう。
単独生活の苦手な犬にとって独りぼっちで置かれている状況も良くありません。
先ほども少々触れましたが、窓際の温度はあがりますのでNGです。
お住まいの地域にもよりますが、夏の暑さ、冬の寒さをケージの中で耐えている姿は想像もしたくありません。
まとめ
ケージはお留守番や寝るときに使用する‥という形にしておくと、犬の安全にもつながりますし、飼い主さんはイタズラや事故の心配をすることがなくなります。
しかし閉じ込めっぱなしになることのないようにすることが重要です。
犬は、飼い主さんが大好きで、お出掛けをしていて帰って来た時には体全部で喜びを表現しますよね。
その喜びを全て受け止めてあげるにも、イタズラなしのお留守番は大切かもしれません。
愛犬に安心をあげるためにも、設置場所には充分気を配ってあげてくださいね。

わんにゃんラボ編集部

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