産まれたばかりの子犬、小さくて心配で本当に何をすればよいのかわからなくなってしまいますよね。
授かったばかりの子犬の育て方は、大変細かいケアが必要になります。
ミルクや離乳食のあげ方、犬の赤ちゃんへの接し方などなど飼い主さんも不安でいっぱいだと思います。
そんな不安な気持ちをを少しでも解消できるように、今回は犬の赤ちゃんの育て方・育てる時に注意したいことなどをまとめてみました。
私自身、何度か経験がありますので、困った事や心配だった点など‥経験を織り交ぜて、ご紹介できればと思います。
是非お役立ていただければ嬉しいです。

産まれたばかりの赤ちゃんはとっても可愛いよね♡
ちゃんとお世話できるか心配‥という人はぜひチェックしよう!
犬の赤ちゃんを迎え入れる準備・必要なもの
まずは、犬の赤ちゃんを迎えるにあたって準備するものを4つ紹介します。
赤ちゃんの命にかかわる場合もあるので、忘れずに準備しておきましょう。
1.ペットマット・ペットシーツ
ペットシーツを敷いて、ベッドを用意し、暗くしてあげられるようにしてください。
2.ペットヒーター
親犬が対応できていれば問題ないですが、体温低下が命に関わりますので温めてください。
室内も一定の温度を保ち、子犬が寒くならないようにしてください。
こちらのペットヒーターは、お値段がお手頃なのに温度調節機能も付いているのでおすすめです。
赤ちゃん犬が大きくなってからも冬の寒さ対策としても使用できますね。
3.人工ミルク・スポイト・哺乳瓶(ペットショップにて販売しています)
親犬が対応できる場合
親犬が対応できていている場合は産まれた子犬の頭数が多い時には、手助けが必要です。
母乳の出方が偏っていることや、すでに母乳の需要と供給膣が足りてないことがあるため。
親犬が対応できていない場合
親犬が対応できていない場合は早急にミルクを作り与えてください。
体温が低下していきます。
ニチドウのベビーミルクは初乳の成分に似せて作られているので、赤ちゃん犬の免疫力を高めてくれると評判のミルクです。
お腹を壊しやすいワンちゃんにも安心して与えることができますよ!
4.綿棒
親犬が対応できていれば問題ないですが、出来ていない場合には、便やおしっこが自力では出せませんので綿棒などで軽く刺激してあげてください。

↑の記事では、ワンちゃんの出産に備えて準備しておきたいものを詳しくまとめているよ!
良かったらチェックしてみてね☆
犬の赤ちゃんの育て方
まずは犬の赤ちゃんの食事について。
準備の項目でも触れましたが、産まれたばかりの犬の赤ちゃんは人工粉ミルクが主食となります。
母犬が対応できている時はとくに必要ありませんが、手助けが必要な場合は以下の手順でミルクをあげましょう。
粉ミルクのあげ方
1.ミルクを作る
まず、哺乳瓶の飲み口についてなのですが、仔犬の口に合ったサイズの飲み口を選んでください。
大きすぎると大量に吸ってしまい窒息しかねません。
哺乳瓶に粉ミルクを入れて、お湯で解かす(人肌程度の温度)
人間の赤ちゃんのミルクを作るイメージでやるとわかりやすいですね。
2.ミルクをあげる
仔犬を左手で軽く掴んで、頭を上にして、軽く人間の小指などで口を開けてあげます。
刺激で口を開けますので、開いたら哺乳瓶を口に入れます。
パクっと吸い付けば、自力でミルクを吸います。
時折勢いよく吸いついて鼻からミルクが出ることもありますので、ゆっくり飲ませてあげてください。
3.ミルクをあげるタイミング
生まれたばかりの子犬は胃袋が小さいです。
お腹を触り膨れていたら止めて、2時間おきぐらいに繰り返してあげてください。

子犬は成長が早いから、成長を見ながらミルクをあげる時間を空けていこう!
10日ほどで目が開き、耳が聞こえ始め母犬の近くに集まるようになります。
2週間ほどから歯が生えてきて、しっかりと歯が生える頃になると母親犬が母乳を上げる事を嫌がります。
子犬は動きも激しくなるため、お腹が空いて鳴き始めます。
その頃になると離乳食の出番です。
離乳食の作り方・与え方
離乳食の作り方
パピー用のドライフードをふやかして潰してください。
そこに粉ミルクを混ぜてお湯(人肌程度)を入れてたら子犬用の離乳食の完成です!
離乳食の与え方と注意すること
平たい器に離乳食を入れて、子犬を器に近づけます。
ミルクの香りで器に向かい舐め始めます。
回数は3回~4回ほどに分けてくださいね。
※反応のない子には口の中に少し入れてあげてください。
食べない子は本当に慣れるまで反応しないので気長に与えてください。
自力で食べられるようになると、兄弟ケンカも始まります。
しっかり歯も生えた頃には離乳食の回数も減らして、水なども器に入れて与えてくださいね。
既に母乳ではないため水分が必要になります。
トイレ
母犬が面倒を見ている場合、心配はありません。
準備の項目でも触れていますが、母犬が面倒を見られない場合は、ミルクを与えた後に綿棒などで排尿・排便を促すことが必要になります。
子犬をもって、綿棒で刺激を与えると、おしっこが出ます。
母親の近くに子犬を近づけて、舐めることが出来れば母性が目覚めて子育ても始められることもありますので挑戦してみて下さいね。
犬の赤ちゃんへの接し方
特別人間が構う事はありません。
食事と排泄・温度など環境整備以外は人間の手は必要なく、仔犬はほとんど寝て過ごしています。
歯が生え、兄弟ケンカを始めることでしっかりと社会期間を学ぶことが出来て、犬社会のルールを知ることが出来るのです。
この時期に親元や兄弟から引き離されてしまう事で、社会期間が学べず、問題犬となってしまう事が多くなってしまいます。

生後3カ月までは、しっかりと大勢の中で伸び伸びと育てられることが最高の環境と言えるよ☆
犬の赤ちゃんを育てる時に注意したいこと
毎日体重測定をする
生まれ始めからしっかりと1日2回ほど体重を測定してください。
しっかりと少しずつでも増えていれば問題ありません。1日たっても増えない場合、
または減少していれば人工ミルクでの管理が必要になります。
体温低下に気を付ける
生まれたては目も見えず子犬同士で重なって温めあっています。
目が見えず隅で体が冷えてしまうと命の危険があります。
温度調性はしっかりと行ってください。
暑すぎても脱水の危険があるので注意しましょう。
肛門周りをチェック
排便の際に軟便だったりすると、肛門周りの毛に便が付着して肛門をふさいでしまい、便が出せなくなることも多いです。
肛門周りは注意して見ていてください。
固まってしまったら、肛門周りを暖かいタオルで蒸して必ず取ってあげて下さいね。

嘔吐・下痢が同時に続いたり、軟便・出血などがあった時は、早めに病院に連れていってあげよう!
まとめ
母親犬がしっかりと面倒を見ることが出来ればほとんど、心配はありません。
しかし、母親犬が対応に困ってしまったら、母親犬を導きながら、子犬のケアが必要になります。
少しでもお役立て出来れば嬉しい限りです。
頑張って可愛い子犬ちゃんを育ててくださいね!

わんにゃんラボ編集部

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