大型で、野性味あふれる美しさを持つ猫といえば、ベンガルではないでしょうか。
ヒョウ柄の猫として有名なベンガルですが、猫の品種としては新しい仲間です。
ほかのイエネコとはちょっと違った猫、ベンガルとはいったいどんな猫なのでしょうか?
今回はベンガルの特徴や性格・飼い方についてご紹介します。

ヒョウ柄でカッコよくて羨ましいニャ~☆
ヒョウみたいに勇敢な猫なのかニャ?
ベンガルの特徴
サイズ
まずサイズは大型です。
平均的な体重が、メスで3~5kg、オスで5~7kgと猫としてはかなりな重さです。
体型は、頭は小さく、まるみのあるくさび型で耳が大きいです。
足の長さは普通ですがバネのある四肢を持ち、力強く筋肉質でシャープな体に、長いしっぽ。
イエネコより一節背骨が多く、全体的に細長いイメージでしょうか。
お顔は、やや幅広な鼻筋、目は丸みのあるつり目で、マスカラと呼ばれるアイラインがくっきりと目を囲んでいます。
被毛
毛色は、ブラウン・ホワイト・シルバーの3色で、ここにロゼット(特徴的なヒョウ柄模様)に代表されるスポット(ヒョウ柄のブチ)とマーブル(渦巻き状の縞模様)の2種類があります。
ベンガルはこの毛色と模様の組み合わせでいろいろな表情を見せてくれます。
ブラウンはフォーンと言われる小麦色から深いオレンジまで幅広く、色の濃淡が強く出ている模様の子は、トリカラーと言われ好まれます。
また金の目を持つ子はより一層です。
白っぽい象牙色に茶色の模様のある子はスノーベンガルと呼ばれます。
この仲間には青い目を持つ子がいます。
シルバーは後から公認された色で、アメリカンショートヘアのシルバータビーの遺伝子を持つ子たちです。
これらの模様は、生後5か月以上たたないとはっきりしてきません。
被毛はシングルコートですが、グリッターと言われるキラキラ光る金色や銀色の毛が混ざっている子がいます。
寿命
寿命は12~15年ほどが平均と言われていますが、これは他の品種の猫とほぼ同じです。
中にはもっと長生きした子もいるので、日々の健康管理で一緒にいられる時間を長くすることも不可能ではないようです。
ベンガルはどんな性格?
見た目の野性的な力強さどおり、とても活発なところがあります。
賢く、観察力に優れているのでしつけはしやすいようです。
また、外見に反してとても甘えん坊な面や、おとなしくて温厚な面もあわせ持っています。

あんなにカッコイイのに甘えん坊さんニャのか~♪
カッコ可愛い奴ニャ~☆
飼うときに注意したいこと
他の猫たちからは群を抜いて活発なベンガルです。
上下運動や駆け回れるスペースを用意してあげましょう。
成猫になっても相当量の運動が必要なので、キャットタワーなども用意すると良いかもしれません。
甘えん坊が高じて、留守番ができないような場合は2頭飼いも視野に入れてみるのも手です。
日頃のケアについて
被毛のお手入れはとしては、密集して生えてはいますがシングルコートなので比較的楽です。
抜け毛も多くはありません。
健康チェックとスキンシップを兼ねて1日1回のブラッシングで十分です。
かかりやすい病気
ベンガルはまだ新しい品種のため、遺伝的な疾患がはっきりしていません。
ストレスから、皮膚病、脱毛などの症状が出たり、攻撃性が出たりする場合があるようです。
毎日たっぷり運動をかねて遊んであげましょう。
そうすることでストレスをためずに元気でいられる体ができます。

運動量が多いやんちゃな猫ちゃんなんだニャ♪
ストレスを貯めないようにお世話してあげよう!
相場
ベンガルの相場は幅が広く、5~50万位です。
毛色や、模様の出方などでどんどん変わっていきます。
平均しても18万前後でしょう。
ベンガルはこんな人か飼うのにおすすめ
お手入れの時間はあまりかかりませんが、動き回れるスペースが必要なベンガル。
甘えん坊で、時には人の肩に飛び乗ってくることもあるようです。
そんな彼らに十分な場所と遊んであげられる時間のある方にお勧めします。
まとめ
ネコ白血病の研究のために、ヤマネコとイエネコの交配が行われて生まれたのがベンガルの祖先というだけあって、野性的な魅力は今も色濃く残っています。
猫には珍しく、水が怖くないので水遊びをする子がいたり、高いところ大好きだったり、個性的な猫をお探しならベンガルはピッタリかもしれません。

わんにゃんラボ編集部

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