猫 洋服 かわいそう

街を歩いていると洋服を着せられた犬が散歩しているのをよく見かけます。
そこで疑問に思うのが、猫に洋服を着せる人が少ない理由です。

確かに街を歩いても洋服を着ている猫はほぼ皆無です。
もしかしたら猫に洋服を着せるという行為は何のメリットもなく、ただかわいそうなだけなのでしょうか?

そこで猫と洋服の関係について解説します。

ねこ ハテナ

そう言われてミると、猫ちゃんにお洋服を着せている人って見かけないよね‥。
何か理由があるのかニャ?

洋服を着ている猫がほとんど居ないのは‥猫が嫌がるから!?

猫 洋服 嫌がる

洋服を着ている猫がほとんど居ない一番の理由は、単純に着せられた当の猫が嫌がるからです。
後述しますが、それにはいろいろな理由があります。

いずれにしても猫が嫌がるのに、特別な理由がなく洋服を着せる行為は飼い主の自己満足であり、単なる人間のエゴでしかなくかわいそうです。

猫にとってはファッションなどどうでも良く、洋服のデザインにも全く興味がありません。
家族のように可愛がっているのであれば、飼い猫が嫌がるような行為はしないのが普通です。

また、多くのペット用品メーカーは商品開発にあたって実際に猫に使わせてテストしています。
ですから、アイデアではあっても実際の猫が嫌がるため「これはダメだ」となり、ファッションを目的とした猫の洋服が製品化されることはほとんどありません。

猫 メモ

猫が嫌がるから!シンプルでわかりやすい理由ニャ(笑)
猫用の洋服があんまり売られていないのも納得ニャ☆

猫に洋服を着せるとこんなデメリットが!

1.毛づくろいができなくなる

毛づくろいする猫

猫に洋服を着せることの最大のデメリットは毛づくろいが出来なくなることです。

犬も毛づくろいを行いますが軽く舐める程度です。
一方の猫は、毛づくろいだけで体を清潔に保つことができます。

それは唾液には殺菌作用があり、毛づくろいを行うことでシャンプーと同じ効果が得られるからです。
もちろん抜け毛を処理することもできます。

他にも暑いときは唾液を体につけることで気化熱によって体を冷やし、寒いときは体についた余分な唾液を取ることで保温することができます。
毛づくろいは体温調節の役割も果たしているのです。

ところが洋服を着ていると毛づくろいができずに、体を清潔にすることができず、体温を調整することもできなくなってしまいます。

2.服を着ていると動きづらい

猫 走る

犬とは違って猫は高いところに上ります。
上下運動をする場合に洋服を着ていると動きづらいため、転落などの事故に繋がることがあります。

体を丸くして寝づらいのもデメリットでしょう。
猫は体の柔らかさを生かしてさまざまな行動を取りますから、それがいちいち制約されてしまうのは不自由です。

ほかにも狭いところに入ったときに、服の端が引っかかる心配があります。
首輪が柵や木の枝に引っかかるのと同じです。
首輪の場合は事故防止のセーフティバックルがついているものが多いためそれほど心配は要りませんが、洋服は簡単に脱げないため危険があります。

3.猫によっては服を破ったりかじったりする

ねこ 吐く

猫によっては服を破ったりかじったりするかもしれません。
ただ服が破損するだけでなく、誤飲の恐れがあり安全面で問題があります。
噛み癖のある猫の場合は特に注意が必要です。

猫は被毛だけで寒さを凌ぐことができる

猫 洋服 寒さ対策

中には「寒さ対策」として猫に洋服を着せようとする方もいます。
しかし、猫の被毛は年に2回、夏毛と冬毛に生え変わります。

寒い季節は厚い被毛で守られているため寒さを凌ぐことができます。
ですから、何らかの原因で脱毛していない限りは寒さ対策に服を着せる必要はありません。

人間には寒そうに見えるかもしれませんが猫は意外と寒さに強い生き物です。
服を着せてしまうと内部に熱がこもってしまうため、暑がることもあり逆効果になってしまいます。

ねこ メガネ

洋風を着せることで、猫ちゃん特有のしなやかな動きが制限されてしまうんだね‥。
わざわざ洋服を着せるメリットはなさそうニャ!

それでも猫に洋服を着せる理由とは?

猫 洋服 エリザベスカラー

このようにデメリットが多い猫に着せる洋服ですが、犬用に比べて極めて数は少ないものの全く売られていないわけではありません。

では、どのような理由があって猫に洋服を着せるのでしょうか?
単純に可愛いからとか、ファッションというわけではなく、過度な毛づくろいによって被毛が抜け落ちるのを防ぐ目的が多いようです。
デザインを見てもファッション性よりも機能性を重視していることが分かります。

つまり、エリザベスカラーの代わりです。
猫は強いストレスを感じたときに頻繁に毛づくろいを行うことがあります。
一日中毛づくろいをしている何度も同じところばかり舐めている、このようなことが続くと脱毛してしまうためそれを防ぐために服を着せるというわけです。

ほかにも皮膚病などの病気によって、毛が抜けていて毛づくろいで皮膚を傷めるのを防ぐ目的、手術後に毛づくろいで傷が開いてしまうのを防ぐ目的で着せることもあるようです。

猫 ヒラメキ

エリザベスカラーに比べたら、洋服の方が動きやすいね!
猫にとっての洋服は、毛づくろいをさせたくない時のヒミツ兵器ニャ☆

まとめ

うちの子に可愛い洋服を着せたい!ファッションを楽しみたい!という飼い主さんもいらっしゃるかもしれません‥。
しかし猫に洋服を着せるということは、今回ご紹介したようにデメリットばかりです。

嫌がる猫に無理やり洋服を着せるのはとてもかわいそうなことに思います。
洋服がひっかかって事故に繋がる危険性もあります。

ファッションを楽しみたいという方は、可愛い首輪を複数用意して日替わりで付け替えてあげるのがおすすめですよ。

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わんにゃんラボ編集部

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