猫 聴覚 優れているのはなぜ?

猫を飼っている方は、帰宅するとすぐに愛猫が駆け寄ってくる光景を目にしたことがあるのではないでしょうか。
これは猫の聴覚が優れているからです。

猫がこのような優れた聴覚を持つ理由とは何なのでしょうか?
どれくらい優れているのでしょうか?

そこで猫の聴覚について解説します。

ねこ ポイント

ぐっすり寝ていても少しの物音にでも反応する猫ちゃん‥。
猫ちゃんの聴覚のヒミツに迫ってみよう☆

猫の聴覚は犬の2倍以上も優れている!?

猫 聴覚 人間の何倍

犬は人間の2倍以上の聴覚を持つことが分かっています。
それに対して猫の聴覚は犬の2倍以上あることが分かっています。
つまり人間の4倍以上耳が良いということになります。

優れているのはそれだけではありません。

猫の耳は三角形をしていますが、この形には理由があって音が聞こえる方向を正確に判断することができます。
さらに方向だけではなく、正確な距離を突き止める能力が犬の2倍も優れていると言われています。

人間や犬は、耳から入る音の時間差や強弱の大まかな違いによってどこから音が聞こえるのかを判断しています。
人間の場合は、どんなに耳が良い人でも4.2度程度の誤差が生じますが、この誤差が猫の場合は0.5度と極めて少なく、ほぼ正確な位置を特定することができるのです。

ねこ ドヤ顔

人間では足元にも及ばないくらい、猫ちゃんは耳がいいニャ!
犬さえも敵わないんだよ!

猫の聴覚がすぐれているのはなぜ?

猫 聴覚 狩り

では、猫はどうしてこれほどまでに耳が良いのでしょうか?
それは猫の祖先が狩りをして生活していたことに関係しています。

群れで暮らす犬とは違って自分の力のみを頼りに狩りを行わなければいけない猫は、目や鼻だけではなく耳もフルに活用して獲物の位置を特定する必要があります。

このため聴覚が発達したと考えられています。

さらに、猫の耳は低音よりも高音を聞き分ける能力が高いことが分かっています。
周波数500ヘルツ程度の低い音は、猫も犬も人間もそれほど差なく聞くことができます。

しかし、猫は6万~10万ヘルツもの高音域を聞き分けることができます。
人間が聞き分けられる高音域は1.5万~2万ヘルツ、犬は3.5万~4万ヘルツですからその差は歴然です。
これほどまで猫の耳が高音域に強い理由は、この6万~10万ヘルツという音域はネズミが発する音とほぼ同じだからです。

つまり、猫は獲物であるネズミを捕まえるために高音域を聞き分ける優れた聴覚をフル活用しているのです。

獲物を捕まえるときは目よりも耳が役に立つ?

猫 聴覚 狩り

猫の目はあまり良くありません。
人間の視力に換算すると0.2~0.3程度と言われています。
ただし、動体視力は優れていてネズミや小鳥などの素早く動く小動物を目で捉えることができます。

しかし、視力そのものがあまり良くないため遠くに居る獲物を視界に捉えることができません。
また、猫が獲物とするネズミは薄暗い場所を好み、夕方から夜にかけて動き出します。
いくら猫の目が暗闇に強いとは言っても、小さなネズミの動きを捉えるのは大変です。

そこで活躍するのが優れた聴覚と嗅覚です。
獲物が発する音と臭いを頼りに猫は狩りを行っています。

猫 メモ

暗闇でも上手に狩りができるのは、聴覚を嗅覚が優れているから!
しかもネズミに特化した仕様となっているニャ☆

飼い主の帰りにすぐに反応できるのは優れた聴覚のおかげ

猫 玄関 待つ

猫を飼っている人なら経験があると思いますが、家のどこに居ても帰宅に合わせて玄関までやってきます。
飼い主がいつ帰宅するのかを知ってたかのように玄関で待っていることがあるので驚かされます。

犬のように「まだかまだか」と飼い主さんの帰宅を玄関でじっと待っているわけではありません。
気ままな生き物である猫はよほどお腹が空いていない限りそのような行動は取らず、部屋でのんびり昼寝をしたり遊んだりして過ごしています。

そして飼い主さんの帰宅を知って玄関にやってくるのです。
もちろん猫の性格によっては知らん振りを決めこむこともありますが‥(笑)

とはいえ、これは単純に玄関が開いた音に反応しているわけではありません。
その前に飼い主さんが自宅に近づくときに発する小さな足音を聞き分けているのです。
そのため玄関の戸やドアが開く前から飼い主さんの帰宅を知ることができるのです。

ねこ 寝る

なんとも猫らしい「玄関待ち」の真相‥(笑)
それでも可愛いことには変わりはないニャ♡

まとめ

いろいろと比較されることの多い猫と犬ですが、聴覚については猫に軍配が上がりましたね!

普段から猫は耳がいいと感じていましたが、まさかここまでだったとは‥驚きです(笑)

飼い猫は狩りをする必要がないので、優れた聴覚は宝の持ち腐れ的な感じがしますが、外の厳しい環境で生きている猫たちにとっては、今でも生きていくために必須のスキルだと言えますね。

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わんにゃんラボ編集部

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