猫 放し飼い 室内飼い

現代の日本では猫は家の中で完全室内飼いするのが常識とされています。
とはいえ理想はそうでも、一度外の楽しさ味わった猫を室内だけで飼うのはなかなか大変ですよね。

だからといって自由に外出させる放し飼いは、交通事故や猫同士の喧嘩や交尾による病気の感染のほか、迷い猫になる危険もあるためおすすめできません。

私が飼っている猫は全て元は野良猫など外で暮らしていた猫です。
家に迎えてからは外に出さないようにしていますが、それでもしばらくは何度も脱走されてしまい大変でした。
自由に出歩く習慣がついた猫を完全室内飼いするには時間と根気が必要です。
ですが工夫次第ではどんな猫も家の中で飼うことができます。

そこで放し飼いしていた猫を室内飼いする方法について解説します。

ねこ ルンルン

今まで外で自由に暮らして猫ちゃんにとっては家の中はちょっと窮屈‥。
猫ちゃんにストレスをためないで室内飼いにチェンジするにはどうしたらいいのかニャ?

放し飼いの猫を室内飼いしたいにしたい時に注意したい3つのポイント

1.脱走対策をしっかりと!

猫 脱走 対策

猫を外に出さないためにまず必要なのが脱走対策です。
自由に外出していた猫や元野良猫は外の楽しさを知っています。
ですから「今日からは外に出さないよ」といくら言い聞かせても、しばらくは脱走できる機会を伺って、外に出ようとします。
家の周りによその猫が来ていると追い払おうと外に飛び出すこともあります。

ドアの開け閉め時はとくに注意!

猫は数cm程度の狭い隙間でもスルリと通り抜けることができるため、玄関やベランダの窓から出入りするほんの一瞬に脱走されてしまうことがよくあります。
さらに手先が器用な猫は玄関や窓をいとも簡単に開けてしまいます。
まず玄関やベランダから外に出るときは、周りに猫が居ないことを確認する習慣を身につけましょう。

窓や網戸の対策

次に必要なのは窓や網戸の脱走対策です。
都会では防犯対策に窓に鍵をかけるのが常識となりましたが、2階以上の窓ではついつい鍵をかけるのを忘れがちです。

出来る限り戸締りをしっかりすることも大切ですが、在宅時には洗濯物を干すためにベランダに面した窓を開けたり、換気のためにお風呂の窓を開けている方が多いのではないでしょうか。

猫はそういうほんの小さな隙を見逃しません。
蒸し暑い夏場は網戸を使用することも多くなります。
網戸は軽いために猫がちょっと手を突っ込んだだけで簡単に開いてしまいます。

風呂場やトイレといった、普段は開閉しない網戸は思い切ってテープなどでがっちり固定します。
洗濯物の取り込みなどで開け閉めが必要な網戸は、サッシに取り付ける市販の戸締りグッズを活用しましょう。
ワンタッチでONとOFFを切り替えることができますから、洗濯物の取り込みなどで外に出る部屋の網戸もしっかりと固定できます。

猫の鋭い爪によって網戸が破られてしまうことがたまにあります。
ほつれた網戸はすぐに補修するか、ネットなどで補強したり脱走防止用の柵を設置しましょう。

ねこ ポイント

一番気をつけたいのが脱走ニャ!
玄関や窓の開け閉めする時はとくに注意して!

外を眺められる場所を!

猫 キャットタワー

いくら脱走対策をしっかりしても、猫が「外に出たい」という欲求を持ち続ける限りは根本的な解決にはなりません。
本当の意味での完全室内飼いとは猫が「外に出たい」と思わなくすることなのです。

そこで家の中から外を見渡せる場所を用意してあげましょう。
「なぜ家の中で飼うのに外を見せないといけないのか?」と思われるかもしれません。

ですが、外に興味がある猫に窓から外を見せることは気分転換にもなって効果的です。
また猫には自分の縄張りを守ろうとする本能があります。
高い場所から外を監視することで安心感を得ることができるのです。

外を眺めるのに適しているのは、家の中でも特に高い場所です。
猫は高いところに登ることで「自分は偉い」ということを誇示しようとします。
自由に外出しなくても高見の見物をすることで満足することができるというわけです。

眺めの良い窓辺に猫が登れるような高さのある家具を配置したり、キャットタワーを用意して展望台を作ってあげましょう。

ねこ ポカポカ

いつでも外を眺められるように、日中はカーテンを開けてあげよう!
窓際で日向ぼっこするのが日課になるかもしれないニャ♡

運動不足を解消してストレス発散を!

猫 遊ぶ 運動

完全室内飼いを実現するためには、運動不足を防いでストレスを発散させるために、家の中でも十分な運動ができる環境を作る必要があります。

運動不足は肥満に繋がるだけでなく、心疾患や糖尿病などさまざまな病気の原因となります。
狩猟本能を満たすためにも運動は必要です。

たくさんおもちゃで遊んであげる

遊びたい盛りの若い猫には猫じゃらしなどのおもちゃをいくつか用意して、時間があるときに飼い主さんが遊んであげてください。
家の中で夢中になって遊ぶことを覚えると、そのうち外に出ようと思わなくなります。

小さなボールは安価なうえに猫だけで遊ぶことができるためおすすめです。
潜ったり隠れて遊べる布でできたトンネルやテントも楽しいです。

キャットタワーで上下運動をさせる

しかし、おもちゃには上下運動があまり出来ないという欠点があります。
上下運動は足腰を鍛えるために不可欠ですが、室内飼いの猫はどうしても不足しがちになります。

そこで、猫が自由に上ったり下りたりできるようにキャットタワーを用意しましょう。
多頭飼いの場合は飼っている猫の重量に耐えられる大きなタワーを用意してください。

ねこ ふぅー

室内飼いは運動不足になりがちニャ‥。
適度に運動できる環境を整えてあげよう!

どうしても外に出ようとする猫には散歩をしてあげよう!

猫 お散歩

外を眺められる場所や室内でも、運動できる環境を用意しても脱走を諦めようとしない猫には、散歩をさせるというのも一つの選択肢です。

最近はリードやハーネスをつけて猫を散歩させている光景をたまに見ることがあります。
飼い主同伴とはいえ外を歩くことで気分転換になりますし、縄張りを自分の目で確認できるため安心できるようです。

ただし猫は犬よりも頭が小さいためリードでは体が安定せず、暴れたときに外れてしまいます。
ハーネスを胴体にしっかり固定することをおすすめします。

よその猫や犬と遭遇した場合は暴れたり逃げようとすることが多いため要注意です。
家から遠く離れた縄張りの外、車の通りが多い場所も猫が怖がるため散歩に適していません。
猫を散歩させる場合はできるだけ家のごく近所だけに留め、車の通りが多い道路や犬と遭遇しやすい早朝の時間帯は避けましょう。

まとめ

外を自由に出歩いていた猫を完全室内飼いするためには時間と根気が必要です。
まずしっかりとした脱走対策を徹底しましょう。

外の世界を知っている猫にとっては、室内で暮らすことはストレスが溜まってしまうかもしれません。
飼い主さんがたくさんおもちゃで遊んであげたり、たまにはお散歩したりして楽しくストレス発散してあげるといいですね。

キャットタワーを準備してあげたり、いつでも外を眺められるようにカーテンを開けてあげたり、猫の欲求を少しでも叶えてあげられるように工夫してあげましょう。

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わんにゃんラボ編集部

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