猫が見ている世界

猫ちゃんにジッと見つめられると思わずキューンとなってしまいます。
猫ちゃんには私たちの姿はどのように映っているのでしょうね。

モノクロの世界でしょうか、それとも…?
猫ちゃんの視力はおよそ0.1~0.2ともいわれていますが、暗闇ではどうでしょうね。

今回は猫ちゃんの視界のヒミツに迫ってみようと思います。
果たして、猫ちゃんに見えている世界はどんな感じになっているのでしょうか?!

ねこ ハテナ

猫ちゃんが見えている世界は白黒というふうにも言われているけど、本当なのかニャ?
どんなふうに猫ちゃんには見えているんだろう?

猫の目はこんなにスゴイ!

猫 目 スゴイ

猫ちゃんの目はグリーン・ブルー・ゴールド…と美しいですよね。
どんなスゴイ機能が備わっているのでしょうか。
さっそく見ていきましょう!

1.暗くても平気!視力もスゴイ!

暗い所でも、明るい所にいるのと変わらず、歩行も不便しません。
これは後述の「タペタム」という膜が網膜の裏側にあり光を増幅するからなのです。

人間に比較して、暗い所での猫ちゃんの視力は6~8倍と言われています。
これは猫ちゃんの網膜に桿体細胞が多くあり瞳孔の形状が細長く楕円形で、大きな角膜とタペタムがあるからとされています。

2.優れた動体視力

素早く動く対象を捉える眼球運動のことを「サッケード眼球運動」と呼びますが、ステップ状の速い眼の動きによって対象を捉えます。
猫ちゃんたちはこのサッケード眼球運動に優れていると言われています。

猫の眼球運動

  • 水平運動⇒150度/1秒間
  • 垂直運動⇒250度/1秒間

のようなデータもあります。

このように優れた動体視力を獲得した背景には、猫ちゃんが本来、獲物を捕獲するという狩りの生活をしていたことにあると言えるでしょう。
素早く逃げる小さな動物を見つけたら即座に捕獲できるように進化を遂げてきたと解釈できます。

3.視野が広い

私たち人間の視野は180度、これに対して猫ちゃんたちの視野は200度と言われています。
猫ちゃんの方が視野が広いのですね。

ねこ ポイント

猫ちゃんの目は、狩りをするために進化したんだね!
広い視野や動体視力が優れているのも納得ニャ☆

猫が認識できる色は?

猫 認識できる 色

私たち人間の網膜には「赤・青・緑」という、いわゆる「光の三原色」を認識できる錐状体細胞があります。
これに対して、猫ちゃんの網膜には「青・緑」を認識する錐状体細胞はありますが「赤」を認識する錐状体細胞はありません。

つまり猫ちゃんは「二色型色覚」で青紫と黄緑色の領域がみえることまでは分かっているようです。
またこのことから猫ちゃんには「赤」を認識することができないのではないか、と考えられています。
夜行性の猫ちゃんにとっては獲物を捕獲するとき何色かを識別できるかは重要な要素ではありませんでした。

猫ちゃんの色覚能力が人間のように発達しなかったのは、進化のプロセスから考えると当然とも言えるでしょう。
しかし赤い色のない世界は、何だか寒々しいイメージがあるように感じますが、猫ちゃんには赤い色は何色に見えているのでしょうね。

これは猫ちゃんに聞いてみないとわかりません(笑)

ねこ メガネ

人間の見ている鮮やかな色彩は、残念ながら猫ちゃんには見えないんだね‥。

猫と人間が見てる世界を比較してみよう!

私たち人間が見ている世界猫ちゃんが見ている世界はどのくらい違うのでしょうか?
比較した画像がありましたのでさっそく見てみましょう。

明るい場所

猫の視界

猫の視界

猫 ヒラメキ

画像の上半分がが人間、下が猫ちゃんが見ている世界ニャ☆
猫ちゃんは赤が認識できないから、人間よりもやや寂しい感じの色彩という印象だね!

暗い場所

猫の視界

猫の視界

ねこ ドヤ顔

これも上半分が人間、下が猫ちゃんの視界ニャ☆
見てわかる通り、人間よりも暗いところでは猫ちゃんはハッキリと見えているニャ!

動体視力や暗視が優れているのは獲物を捕らえるため!

猫 獲物をとらえる

猫ちゃんは夜行性ですが、暗い所にいても物にぶつかったりすることなく平然と歩くことができます。
人間なら、かなり難易度が高いかなと思うのですが、なぜ猫ちゃんは暗い場所でも明るい場所と変わらず行動できるのでしょうか?

その秘密を握るのが猫ちゃんの網膜の裏側に存在する、ある物なのです。
それは「タペタム」と呼ばれている膜ですが、このタペタムが高性能を発揮するのです。
暗い所にいる猫ちゃんの目が光るのはご存知でしょう。

そのキラリッと光るのが、実はタペタムのなせるワザなのです。
タペタムは網膜を通過した光を反射して約40%アップして、もう一度網膜に光を感じさせるという反射機能があるのです。
少しの光をもとの1.4倍にできるのですね。

だから暗い中で、ほんのわずかな光でも取り込むために、瞳孔を広げます。
この時の猫ちゃんの瞳は、まん丸になっていますよ。

動体視力が優れているのは、猫じゃらしで遊んであげるときにも感じることができますよね。
猫じゃらしを動かすと、小さな動きでもしっかり目で追っています。
動くものを見失うことがないように見えますね。

あるデータによると猫ちゃんは、1秒間に4mmという、本当に小さな動きをも感知することができるとされています。
獲物をねらって瞬時に捕獲できることから見ても動体視力の優秀さがわかりますね。

ねこ きゅん

暗いところでは、猫ちゃんの目がまん丸になっていてとっても可愛らしいニャ♡
キラリと光る目は、タペタムの働きによるものだったんだね!

まとめ

いかがでしたか?
今回は猫ちゃんの視界のヒミツに迫ってみました。
すでにご存じのこともあったかもしれませんが、初耳のこともあったかもしれません。

いずれにしても、猫ちゃんの目は優れた機能を有しているということは、伝わったでしょうか?
進化のプロセスにおいて、さまざまな自然の条件に淘汰され、生き残るための機能を進化させることで生きながらえて今日に至っていることを痛感します。

興味深いですね、猫ちゃんのことを知るほどに、猫ちゃん愛も深まっていくようです。
これからも楽しい猫ちゃんとの生活を過ごしてくださいね!

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わんにゃんラボ編集部

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