猫 シニア

愛猫にはいつまでも健康で長生きして欲しいものです。
とはいえ猫も人間と同じように少しずつ老いていきます。
シニア猫と呼ばれるのはだいたい10歳くらいからとされていますね。
それまでは健康で元気だった猫でも、10歳を過ぎたあたりから運動量が落ちてきて寝ている時間が長くなります。

シニア猫は若い頃よりも病気などに罹るリスクも高くなるため、飼い主さんがしっかりと健康管理をしてあげる必要があります。
そこで、シニア猫を飼うときの注意点や気をつけたい病気について解説します。

猫 ヒラメキ

猫ちゃんに1日でも長生きしてもらえるように、シニアの猫ちゃんに必要なケアなどを紹介するニャ!

老化のサインを見逃さないで!

猫 シニア

猫は人間より老化が早いとは言っても、健康で体が丈夫な猫であれば10歳を過ぎても若い頃と変わらないくらい元気です。
逆に病気がちだったり、生まれつき体の弱い猫は7歳くらいから「老けたな」と感じるような行動を見せ、10歳ではヨボヨボの猫もいます。

そこで年齢に関わらず愛猫が見せる老化のサインを見逃さないようにすることが大切です。
猫は老化すると以下のような変化が現れます。

猫の老化のサイン

  • 毛づくろいの回数が減り、毛並みが悪くなった
  • 毛がゴワゴワと硬くなり、ツヤがなくなった
  • 口や舌にシミが出ている
  • 黒猫など濃い色の猫は顔のまわりに白い毛が目立つようになる
  • 運動量が落ちて、あまり動かず寝ている時間が長い
  • 痩せてきて、お腹が垂れている
  • 歯が弱い、固いフードを上手く食べることができない
  • 寒さに弱くなり、冬場は暖房の前から離れようとしない
猫 メモ

猫ちゃんにこのような症状が見られたら老化のサイン!
今まで以上に健康に配慮してあげる必要があるニャ☆

シニア猫のための5つのケア

猫 シニア

愛猫が少しでも健康で長生きできるように飼い主さんが日ごろから気を配り、細かなケアを行いましょう。

1.体調の変化に注意する

若い頃は体格が良かった猫が急にやせてきた場合は、腎臓疾患の可能性があります。
たくさん水を飲む、オシッコの回数が異常に多い場合は腎疾患の症状かもしれません。

普段から水を飲む量トイレをチェックして、定期的に体重を測定したり、抱いてみて重さや肉の付き具合を確認しておきましょう。

少数ですが白内障になる猫もいます。
老化が感じられる猫に対しては目の様子を観察し、ちゃんとまっすく歩いているか観察しましょう。

2.高齢猫向けのフードを与える

猫も歳を重ねると歯が弱くなり、固いものや大きなものを噛むことが難しくなります。
また消化器官も衰えてきますし、必要なカロリーや栄養素も変わってきます。

そこでドライフードの場合は粒が小さくて柔らかく咀嚼しやすいもの、ウェットフードの場合はフレーク状などの食べやすい高齢猫向けのフードを与えましょう。
このようなフードは消化にも配慮していて、ビタミンやミネラル、オメガ脂肪酸などアンチエイジング効果が期待できる栄養素が強化されています。

ねこ いただきます

カリカリを少しお水でふやかしてあげると、シニア猫ちゃんでも食べやすくなるニャ☆

3.トイレやベットの場所に配慮を!

シニア猫は足腰が弱ってきます。
体調によってはトイレの回数も増えるため、猫がトイレを使いやすいようにしてあげてください。

気温の変化に弱くなりますから、少しでも寒暖の差を少なくしてあげましょう。
猫が寝るベッドは、寒さや暑さを出来るだけ感じずに済む快適な場所に移してあげるといいですね。

また、寒さに弱いシニア猫のため冬場は、部屋の暖房をやや強めにしたり、猫の寝床を暖房の近くに移しましょう。

4.遊んであげる

若い頃よりも元気がなくなり、足腰が弱ってくるシニア猫は必然的に運動量が落ちてきます。
猫自ら体を動かそうとはしないため、飼い主さんが遊んであげて運動する時間を作ってあげるといいでしょう。

ねこ 走る

運動量が少なくなると、肥満にもなりやすくなっちゃうニャ!
飼い主さんがたくさん遊んであげてね☆

5.小まめな被毛のケアを!

シニア猫は毛づくろいの回数が減ってきます。
それによって毛並みが悪くなり、抜け毛を処理できなくなるため、飼い主さんがケアしてあげてください。

小まめなブラッシングをすることで抜け毛を取り除いて毛並みを保つことができます。
ただし若い頃よりも毛の量が減っているので、皮膚を傷めないように優しく丁寧に。

体を清潔に保つためにウェットティッシュやタオルなどで体を拭いてあげましょう。
汚れが目立つときはシャンプーをしてあげてください。
寒さに弱いので、冬場は暖かい部屋で早く体が乾くように気を配ってあげるといいですね。
また血行を良くするためにマッサージもおすすめです。

シニア猫に多い病気

猫 シニア
猫も歳を重ねると人間と同じように病気に罹りやすくなります。
次の病気にはとくに注意が必要です。

腎臓疾患

痩せている、食欲がない、水をたくさん飲む、おしっこの回数が異常に多い、このような症状が見られる場合は腎臓疾患の可能性があります。

肝臓疾患

食欲がない、脱水症状を起こす、嘔吐が多い、毛の色が変わってきた、黄疸が見られる、このような症状が見られる場合は肝臓疾患の可能性があります。

腫瘍

体を触ったときにしこりのようなものがある、嘔吐、下痢、食欲がない、急に痩せてきた、このような場合は腫瘍=癌の可能性があります。早期発見が大切ですので、早く動物病院に連れて行きましょう。

糖尿病

肥満気味で栄養バランスが偏っている猫は糖尿病になります。
最初は太っていますが、症状が進行してくると痩せてきます、たくさん水を飲み、おしっこの回数も多くなります。

高血圧

痩せてきた、食欲がない、元気がない、嘔吐が多い、このような症状が見られる場合は高血圧かもしれません。
腎疾患など他の病気によって引き起こされることもあります。

尿結石

たくさん水を飲む、おしっこの回数が多い、おしっこのときに痛がる、このような症状は尿結石の可能性があります。
マグネシウムの摂取量に気をつけましょう。

歯周病

フードを食べにくそうにしている、食べるのにとても時間がかかる、ご飯を器からよくこぼす、ヨダレが出る、口臭がきつい、このような症状が見られる場合は歯周病の可能性があります。

口内炎

食欲はあるのになかなかフードを食べることができない、フードを口に入れると痛がって口のまわりを掻きむしる、ヨダレが出る、口臭がきつい、口を触らせないといった場合は口内炎を発症している可能性があります。

認知症

猫もボケます。
ご飯を食べて時間が経っていないのに食べ物を要求する、大声で泣き続ける、急に攻撃的になる、全く反応が見られないといったことが続く場合は認知症の疑いがあります。

ねこ ポイント

これらの病気には要注意ニャ!
猫ちゃんに何か少しでも異常を感じたら早めに病院へ!

まとめ

猫も人間と同じように老化します。
猫のシニア期は10歳くらいからとなっているので、10歳以上の猫には健康管理に特に注意しなければいけません。
老化には個体差があり、10歳を過ぎても元気な猫もいればヨボヨボになる猫もいます。
老化のサインを見逃さないように、猫の様子をよく観察してあげてください。

シニア猫に少しでも健康で長生きしてもらうためには、日ごろのケアが大切です。
体調の変化に注意し、高齢猫向けのフードに変え、トイレやベットの場所を配慮し、小まめに被毛のケアをしましょう。

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わんにゃんラボ編集部

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