猫 隠れる

東日本大震災はまだ記憶に新しいですが、地震や水害の多い日本ではいつ災害が発生して、避難を迫られるか分かりません。災害のような非常事態では人間が優先され、なかなかペットのことまでは配慮や支援が行き届きません。

「すぐに帰宅できるはず」と安易に考えて飼い猫を家に残して人間だけ避難する方もいます。
実際に東日本大震災の原発避難地域では、多くの住民が「すぐに帰れるだろう」とそれほど深刻に考えずにペットを家に残して避難しました。

しかし、最悪の場合は何ヶ月も家に帰れないことだってありえます。
そんなときに残された猫は生きていくことができません。
大事な愛猫は守るのは飼い主さんしかいません。
そこで災害時に猫を安全に避難させるために、準備しておくものと心構えについて解説します。

ねこ ポイント

いつ起きるかわからない災害のために、今のうちからきちんと備えておくニャ!
いざという時に慌てないように覚えておこう!

災害時にこそ活躍するキャリーバッグ

ねこ キャリーケース

いざ災害が発生したときに、「猫をどうやって安全に家から連れ出すか」が一番の問題となります。
どんなに飼い主さんに懐いている猫でも、大きな物音がして、周囲の人間が慌てて逃げ出そうとする災害時には、猫も周りの空気を感じて警戒心を露にしたり、パニックになって飼い主さんの言うことを聞かなくなるかもしれません。

私は引越しのときでも飼い猫が押入れに隠れてしまって、連れ出すのに時間がかかりました。
一刻でも早く避難しなければならない災害時に、飼い猫の避難に時間を費やす余裕はありません。

そこで必要になるのがキャリーバッグです。
猫を飼っている方なら最低でも1個は用意していると思いますが、キャリーバッグは災害時の移動手段&仮の住まいとなります。

ですから、飼っている猫を全て収容できるくらいの大きさ、もしくは複数のバッグを用意する必要があります。
もちろん丈夫で壊れにくいものを選んでくださいね。

普段からキャリーバッグに慣れさせおこう!

また、臆病な猫の場合いきなりキャリーバッグに押し込もうとするとパニックになって暴れてしまいます。
普段使っていない場合は、見慣れないキャリーバッグに入るのを拒否してしまうことも考えられます。

そこで、何もなくても普段からキャリーバッグを組み立て、猫が入れるように部屋の隅や寝床の近くに置いて慣れさせましょう。
普段から隠れたり寝床にして使っていれば、災害時でもちゃんとキャリーバッグに入ってくれます。

ねこ ドヤ顔

普段から練習しておけば、もしもの時でも安心ニャ!

避難の手順を確認しよう

ねこ キャリー

猫を避難させる手順は、

  1. 猫を捕まえる
  2. キャリーバッグに入れる→車が使用可能な場合は車で、ない場合はキャリーバッグを抱えて徒歩で避難する
  3. 避難所に到着する

この順番です。

猫にも避難訓練が必要

人間が避難訓練を行うように、猫にも避難訓練が必要です。

普段からどのようにして避難させるかイメージし、猫を捕まえて速やかにバッグに入れる練習をしておきましょう。
そして猫の入ったバッグの蓋を閉めて様子を見る、バッグを持って家の中を歩き玄関先まで移動してみましょう。

このようなことを普段から行うことで、災害時に落ち着いて避難させることができます。

最低1週間分のフードと水を用意、持病がある猫の場合は薬も

災害時の猫のエサと水

災害時には停電や道路の寸断、交通機関の麻痺によって必要な物質が手に入らないことも考えられます。
「都会ならなんとかなるはず」と甘く考えずに、最低1週間分の食料と水を用意しましょう。

キャットフードは一食ずつ小分けになっているタイプが適しています。
水は人間と共用で構いません。
ミネラルウォーターのペットボトルを用意しておきましょう。

猫 ヒラメキ

猫ちゃんに持病がある場合は、お薬も1週間分は準備しておくといいニャ!

非難する時にできれば持参したいもの

いろいろ用意しても、災害は突然発生するため時間的、あるいは避難場所などの都合で全て持ち出せるとは限りません。
以下のものは必需ではありませんが、できれば持参していきたいものです。

猫のトイレ用品

ねこ トイレシート

食べれば当然排泄もします。
災害時のような非常事態では、猫のトイレまで確保することはなかなか困難ですが、避難用にトイレ用品を準備しておきましょう。

必要なものはトイレ本体と猫砂です、システムトイレの場合は専用シートも必要です。

防災グッズとして猫の非常用トイレも売られているので購入しておくと良いかもしれません。

お手入れ用品

タオル、ウェイトティッシュ

猫の体を綺麗にするためのお手入れ用品も必要です。
タオルやウェットティッシュは何かと役に立ちますよ。

防寒用品

毛布 クッション

災害は季節に関係なく発生します。
寒い季節に避難する場合には防寒用品も必要になります。
毛布やクッションなどを用意しておきましょう。

持っていけない場合はタオルや使い古した服などで代用します。

洗濯ネット

洗濯ネット

暴れる猫を捕まえるとき、キャリーバッグからの飛び出し防止として意外に使えるので用意しておきましょう。

ハーネス

ねこ 散歩

ずっと狭いキャリーバッグやケージの中で過ごさせるわけにはいきません。
外に連れ出す場合にハーネスがあれば安全ですね。

猫 メモ

必ず必要!というわけじゃないけど、あると便利ニャ!
トイレ用品などは余裕を持ってストックしておけば安心だね!

避難所の確認を!

チェック

避難場所の確認は当然しておかなければいけませんが、ペットを連れて行けるかどうかも重要な問題です。

東日本大震災でも問題になりましたが、避難してくる人の中には猫が嫌いな人、苦手な人も居ます。
避難所にペットを連れてくることに対していまだに拒否反応を示す人も居るため、避難所によってはペットを屋内に持ち込めない場合もありますよね。
受け入れ可能であるかどうか事前に自治体に確認しておきましょう。

車で避難できれば、車の中がペットの避難場所になります。
しかし、道路が寸断されたり、渋滞などで車での避難が難しい場合、車がない、水没や車庫や塀などで潰されて使えないという場合も考えられます。

避難所ではキャリーバッグやケージなどに入る場合が多いので、慣れさせておく必要もあります。
避難所までの避難経路とその安全確認も行っておきましょう。

避難所にも連れて行けない、車もないという場合は、知人かペットホテルに預けることになります。
できれば事前に飼い猫を預けるあてを探しておくといいですね。

まとめ

災害はいつ発生するか分かりません。
もしもの時でも落ち着いて飼い猫を避難させられるように、日ごろの備えと確認が大切になります。
キャリーバッグは災害時の移動手段&仮住まいになりますから、必ず飼っている猫を全て収容できるものを用意しておきましょう。

いざという時に猫がパニックになって暴れないよう、日頃から訓練して慣れさせておけば安心ですね。

備えあればうれいなしです!
避難場所や猫を預けるあてなど、事前に確認できることはしっかり確認して災害に備えましょう。

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わんにゃんラボ編集部

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