猫好きさんにおすすめ本

猫を主人公とする小説やエッセイ、絵本など数多くあります。
その中でも夏目漱石の「吾輩は猫である」は有名ですね。

あなたもお読みになったことがあるかもしれませんね。
今や空前の猫ブームといわれていますが、猫の可愛い写真集も多く発行されています。

今回は猫が登場する作品の中から、猫好きさんにおすすめの本を5冊、ピックアップしてご紹介します。

ねこ ハート

あまり本を読む習慣がない人でも読みやすい本ばかりニャ!
猫好きさんはぜひ読んでみてね♡

猫好きさんにおすすめ!猫が登場する本5選!

1.「猫といっしょにいるだけで」

あらすじ

猫嫌いのお母さんと著者、猫の親子を中心に、周囲の人々とのにぎやかな日常を描いています。

50代、独身でお母さんと二人暮らしをしている著者。
仕事上のスランプに毎日、切羽詰まった状態でした。
そんな折、訪れた神社で思わず「しあわせをください」と祈ります。

すると翌日のこと、自宅の庭にある白木蓮の切り株のもとに舞い降りたのは‥?!
子猫を5匹産んだばかりの母猫でした。
行きがかりで仕方なく、猫たちを保護することにします。

可愛い子猫を見に、猫好きさんたちが吸い寄せられるようにやってきては、猫たちの様子に微笑み、笑い転げ、心からしあわせそうでした。
そんな様子を見て著者は思い出します。

神社でお祈りをしたとき「しあわせをください」とそっとつぶやいたことを。
もしかすると「しあわせ」は笑顔だったのかもしれない、周囲の人の笑顔、そして自分の笑顔。
そのように思うようになります。

最初は仕方なく猫の親子を保護し、世話を始めた著者とお母さんでしたが、次第に猫たちに魅了されていきます。
しかし子猫たちが里親さんに次々にもらわれていく、別れの時はやってきます。

‥続きは「猫といっしょにいるだけで」でお楽しみくださいね。

おすすめポイント

著者とお母さんが猫の親子に本気で向き合い、猫嫌いだったにもかかわらず、いつしか心からの愛おしさを覚えるようになっていく様子が見事に描かれています。

ことに猫嫌いのお母さんの心の動き、そして猫の親子に対して行動がどのように変化していったかが丁寧に描かれています。

日々の煩雑なできごとや悩みに疲れて何もかも手放したくなるようなとき、猫の無条件の可愛さやこの本に描かれている猫とのエピソードが疲れた心を癒してくれるでしょう。

優しい気持ちに立ち返りたいとき、この本はとくにおすすめです。

2.「猫語の教科書」

あらすじ

ある編集者のもとに不思議な原稿が届きます。
文字と記号が使われてはいますが、まるで暗号!
どうしても意味不明で解読できない編集者は、ポール・ギャリコに相談を持ちかけます。

見事に解読に成功したポールですが、なんとそれは‥!?
猫による猫のための処世術指南書とでも呼ぶべき内容でした。

猫がタイプライターを使って、人間をどのように“とりこ”にするか、快適な生活をおくるためのノウハウをレクチャーします。

あのあどけない可愛い猫が見せる仕草に隠された真実が明らかに!
猫を飼っていると思っていたのが、実は猫に飼いならされていたのです。

「人間」という存在について、冷静かつ沈着に、そして辛辣な物言いで分析しています。

猫にとって重要な人間への取り入り方やそのための魅惑の表情の作り方など、まさに若い猫にむけて人間と生活する上での実践的なテクニックがふんだんに語られていきます。

おすすめポイント

猫が若い猫のために書いた本という設定で、猫の目線で人間という存在の真実を抉るように書かれています。
装丁がまさに教科書と同じように左開き、横書きになっていて、ところどころに写真もあり、見ているだけでも楽しい本となっています。

猫の処世術を読むうちに、きっとニヤニヤ(ニャーニャー)してしまうでしょう。
もしかして、うちの子も読んでるのかな?と思ってしまうかもしれません。
猫好きさんなら、思わずそうだったの?とツッコミを入れてガッカリしたり、意外な発見を楽しむことができるでしょう。

ちなみに「ポセイドン・アドベンチャー」は著者のポール・ギャリコの作品です。

3.「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」

あらすじ

小学1年生の女の子かのこちゃんとアカトラの猫マドレーヌ夫人の不思議な日常を描いた物語です。

1年前の嵐の日、かのこちゃんのうちにいる老犬・玄三郎はマドレーヌ夫人をかくまってあげました。
それが縁でマドレーヌ夫人は、かのこちゃんの家の飼い猫になりました。

マドレーヌ夫人は猫、玄三郎は犬。
種類の違う者同士、言葉の壁がありそうですが、マドレーヌ夫人は玄三郎の話す犬語だけは理解ができて、ふたりは夫婦として暮らし始めます。

ある朝、かのこちゃんは登校すると、教室に先に来ていた女の子すずちゃんを見かけます。
その可笑しな仕草に何とか友だちになりたいのですが、なぜかすずちゃんに避けられてしまいます。

老犬・玄三郎の病気、ようやく仲良しになれたすずちゃんとの別れ‥かのこちゃんにとって辛いできごとがありますが、そんなときマドレーヌ夫人が奇跡を起こします。

‥この続きは「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」でお楽しみください。

おすすめポイント

猫と小学生の女の子が繰り広げる、ほのぼのファンタジーです。
大人も子どもも一緒に楽しめますよ。

小学生の日常と猫の日常が交互に描かれていますが、どちらもリアルで、読みながら思わずうなづいてしまうことも。
もし自分が猫なら、こんなふうに物を見て考えたり感じたりできるのかと思ってしまうかもしれません。
何気ない日常と隣り合わせに「不思議」がある、本の中に広がるような世界があるかもしれないとふと、思いたくなるでしょう。

4.「ボブという名のストリート・キャット」

あらすじ

本国のイギリスでは今やだれもが知る有名な猫、ボブ。
そのボブを主人公にしたノンフィクション作品です。

ストリートミュージシャンとして生計を立てていた、ホームレスのジェームズ・ボーエン。
薬物依存の治療を受けながらも、家族からは見放され、彼自身生きる希望さえ持てずにいました。

そんなジェームズの前に一匹の茶トラの猫が現れます。
ケガをしていた猫を保護し「ボブ」と名付けます。
拾った猫に救われて、もうどうにでもなればいいと捨て鉢だったジェームズの人生が一変します。

猫の恩返しと呼びたくなるストーリーが展開していきます。

‥この続きは、ぜひ「ボブという名のストリート・キャット」でお楽しみくださいね。

おすすめポイント

実話をもとにした作品です。
ボブは「ツイン・ピークス」のキラー・ボブから名付けられたそうです。

のちに「ボブという名の猫 幸せにハイタッチ」というタイトルで映画化されました。
映画にもボブは本猫役で出演していました。

日本のテレビ番組「奇跡の猫ボブ 人生ドン底男ジェームズとのキズナ」として紹介されました。

5.「人生はニャンとかなる! ―明日に幸福をまねく68の方法」

内容

「人生はワンチャンス!」の猫バージョンです。
75万部を突破するベストセラーとなっています。

68枚の猫の写真と「一日一笑」のようなキャッチコピーが添えられていて、見るのも読むのも楽しい本となっています。
ちなみにこのキャッチコピーはトーマス・エジソン(米国の実業家・発明家/1847~1931)のエピソードに添えられています。

可愛い猫たちの写真に見入るうちに、悩みも忘れてしまうかもしれません。
272個の偉人のエピソードや名言は、人生を歩んでいく上での足元のともしびとなり、果敢に生き抜くためのヒントを与えてくれることでしょう。

著者のコメントによれば「大切な言葉はいつもそばに置いておきたい」という思いから「人生~」シリーズは生まれたそうです。

可愛い猫の写真に添えられた、人生で大切な言葉。
裏ページにはより深く理解したい読者のために、厳選された偉人のエピソードが載せられています。

おすすめポイント

ふつうの実用書や自己啓発書とは違った雰囲気の本です。
1枚1枚をポストカードのように切り離すことができます。
お気に入りを持ち歩いたり好きな場所に貼ったり、プレゼントすることもできます。

登場する68の猫たちは生き生きと、あなたのすぐそばに寄り添っているかのように、人生に彩りと癒しを与え、大切なことを教えてくれるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
今回は数ある猫にまつわる本の中から、とくに猫好きさんにおすすめの本をご紹介させていただきました。

それぞれの作品の中で、猫たちは彩り豊かに、生き生きと動き回り、人を惹きつけてやまない魅力ある存在として描かれています。
猫好きさんなら、もうすでにお読みになったことがある本も含まれていたかもしれませんね。

読書を通して、猫ちゃんに対する新たな気づきもあることでしょう。

機会があれば、今回ご紹介させていただいた本たちのことを、思い出して手に取っていただければ幸いです。

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わんにゃんラボ編集部

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