猫もおならをするの?

猫を飼っている方は音もしないのに猫の周りが急に臭くなった経験はありませんか?

まるでおならをしたような匂い、でも音はしない、もちろん猫も反応しない‥不思議ですね。

猫も人間のようにおならをするのでしょうか?
その原因は何なのでしょうか?

今回は、猫のおならの原因と匂いについて解説します。

ねこ ポイント

猫のおならの瞬間を目撃したことはあるかニャ?
今回は猫のおならについて徹底解説しちゃうニャ☆

猫もおならをするの?

猫もおならをするの?

結論から言えば猫も人間と同じようにおならをします。

人間ほど派手に「プーッ」と大きなおならはしませんが、小さな音がすることもあります。
猫のおならの音を聞く機会はほとんどありませんし、私も昔よくおならをする猫を飼っていたときに何回か聞いた程度ですが、音は小さくても匂い結構強烈です。

興味のある方はインターネットの動画サイトで猫のおならの音を収録した動画を探してみてくださいね。

人間なら人前でおならをすることは恥ずかしいことと認識している方が大半ですが、猫の場合は違います。
おならをしてもバツが悪そうにする素振りを見せずに堂々としているのですから、さすがの大物ぶりです。

ねこ ドヤ顔

猫はおならくらいじゃ動じないニャ!
自然現象なのになんで恥ずかしがるの?(笑)

猫がおならをするのはなぜ?

猫がおならをするのはなぜ?

では、おならの音はどうして発生するのでしょうか?
それは肛門を閉めているときにガスが勢いよく吹き出たことで、お尻の皮膚と皮膚がガスが排出される勢いで振動してぶつかりあうことが原因と言われています。

これは猫も人間も同じです。

とはいえ猫のお尻は、人間ほど左右の皮膚がぶつかり合うことがないため、猫のおならの音はすごく小さく気づかないことが多いのです。

おならの成分はガスです。
肉食動物の猫と雑食性の人間は腸の長さこそ違うものの、その仕組みはほとんど同じといって良いくらい共通しています。

猫の腸内には人間の腸内と同じように、善玉菌と悪玉菌が生息していて、それぞれ勢力争いを繰り広げながらお互いにバランスを保っています。

腸内に生息する代表的な善玉菌は乳酸菌やビフィズス菌で、腸内環境を整えることで食べ物の消化吸収を促し、ぜん動運動を活性化することで便の排出を促します。

腸内の善玉菌が優位であればスムーズに便が排出されていくため、お腹にガスが溜まることもなく、人間と比べてずっと食べる量の少ない猫がおならをする頻度はとても少ないのです。

また猫が食事のときに食べ物と一緒に吸い込んだ空気がお腹に溜まることでおならをすることもあります。
しかし、空気なので匂いはなく臭いおならとはなりません。

おならは腸内で食べ物を動かしながら排出させていく「ぜん動運動」によって小腸から大腸へ、大腸から肛門へと運ばれて排出されます。
おならの頻度は猫によってさまざまで、腸内環境が大きく影響しています。

猫 ヒラメキ

おならのメカニズムは猫も人間も同じニャ!
猫がおならをしてもぜんぜん不思議なことではないんだよ☆

猫のおならが臭くなる理由

猫のおならが臭いのはなぜ?

猫のおならが臭くなる原因は腸内環境にあります。

善玉菌が優位であれば、腸の働きが活性化されるため大量にガスが溜まることがなく、おならも臭くなりません。

ところが腸内で悪玉菌が優位となると食べ物を腐敗させて腸内に溜め込む、アンモニアや硫化水素といった有害物質を作り出します。

特に肉類には悪玉菌の大好物であるたんぱく質、脂質、アミノ酸が豊富に含まれています。
肉食動物の猫は肉の消化を得意としていますが、それでも悪玉菌が増殖していると腸内で有害物質が作られてしまいます。

これらがガスとしてお腹に溜まり、それが排出されるのがおならです。
悪玉菌によって腸内で作られる有害物質にはインドールスカトールアンモニア硫化水素などがあり、どれも臭いは強烈です。

つまり猫の腸内で悪玉菌が増殖し、腸内環境が悪化しているときに「おならが臭くなる」のです。

猫のおなら‥病気の可能性は?

猫のおなら 病気?

人間もそうですが、猫がおならをしたからといってすぐに病気が疑われるわけではありません。
ちょっとおならをしたくらいで病気になるほど動物の腸は弱くはないからです。

しかし、おならが多いということは腸内環境が悪化しているということでもありますから、あまりにお腹の頻度が多い場合は、何らかの病気の可能性を考えたほうが良いでしょう。

そこで猫がおならをする頻度が多いときに考えられる病気について紹介します。

猫のおならの頻度が多い時はこんな病気に注意!

腸閉塞症

お腹に溜まったガスがスムーズに排出されていれば問題ありませんが、消化管のどこかがふさがってしまう病気を起こしてしまうこともあります。

この病気を発症すると、おならは出ませんが、お腹にガスが溜まってパンパンとなり、食事をしても食べ物を消化することが難しくなり、嘔吐を繰り返すようになります。

もし、普段よりも元気がなく、お腹が張っていて固く膨らんでいて、トイレに何でも行っているのに便が出てこない場合は腸閉塞かもしれません。
出来るだけ早く動物病院を受診しましょう。

慢性小腸性下痢

悪臭を伴う下痢を引き起こす病気です。

便に特徴があり、大量に半流動性の柔らかい下痢や柔便を出します。
嘔吐、食欲不振、体重が減っているなどの症状を伴うこともあります。

特殊な状況下で発症する病気なので、アレルギーを発症していたり、体内に腫瘍が出来ていたり、食生活に原因があることがほとんどです。
下痢や柔便が続き、嘔吐を繰り返し、食欲がなく、体重が減っている場合は出来るだけ早く動物病院を受診しましょう。

まとめ

猫もおならをしますが、恥ずかしさは微塵も感じることはないようですね(笑)
その堂々たる姿に愛おしさを感じる人も多いのではないでしょうか。

おならが出るメカニズムは、猫も人間も同じです。
ですから、猫がおならをしたからといって、病気だとは限りませんのでご安心下さい。
しかし、あまりにもおならの頻度が多い時や体調に異常がある時は、念のため動物病院で診察を受けましょう。

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わんにゃんラボ編集部

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