野良猫 保護 飼う

街中で出会った野良猫と仲良くなったり、迷い猫や弱っている野良猫を保護したときに、家で飼うために何か注意すべきことはあるのでしょうか?

野良猫とは言っても猫としての習性は飼い猫と何ら変わりません。
とはいえ長い間、外で暮らしていた野良猫は家に慣れるまでに時間がかかります。

そこで、家で飼っている猫すべてが元野良猫である私が野良猫を飼う時の注意点について解説します。

ねこ ハテナ

野良の猫ちゃんを保護して飼うことになったらどんなことに注意したらいいのかな?
事前に準備しておくものも知りたいニャ!

まず野良猫をどうやって家に連れて帰るか?

野良猫 連れて帰る

「野良猫を保護する」と口では簡単に言えますが、実際に家まで連れて帰るのは意外と大変です。
まずどうやって家に連れて行くか検討してみましょう。

抱き上げることができるかが重要

野良猫があなたによく懐いていて抱っこもできる、そういう場合であれば連れて帰るのに支障はないでしょう。
しかし、なかなか触らせてくれない、なんとか触れるけど捕まえることができない‥。
そんな猫をどうやって家に連れ帰って飼うのでしょうか?

私が野良猫を保護するために欠かせない条件「抱き上げられる」ことです。
家の敷地内でしたら餌などでおびき出してなんとか引き入れたり、動物病院で捕獲器を借りてくることもできます。
しかし、街中ではそういうわけには行きません。
もし抱き上げることができない場合は、焦らずに通い続けて保護したい野良猫があなたに懐くのを辛抱強く待ちましょう。

移動はキャリーバッグを使うと安全

よく懐いていて抱き上げられる、捕まえられる、そういう段階になったらキャリーバッグなど安全な入れ物で家に連れて帰ります。
ただし、いきなり猫をバッグに押し込もうとするとパニックを起すので注意してください。

また、移動中に猫がバッグの中で暴れる可能性もあります。
徒歩や自転車での移動は不安が残ります。
なるべく自家用車かバスなどの公共交通機関を利用して家まで輸送しましょう。

ねこ いただきます2

おやつで気を引いてみるのもいいかもしれないニャ!
キャリーバッグは後からも大活躍だから準備してて損ナシ!

野良猫を家に連れ帰ることができたらすべきこと

1.本当に飼い主がいない猫であることを確認する

野良猫 確認

野良猫を家に連れて帰ることができたら、次は保健所への確認と動物病院への連絡です。
あなたが保護した猫が万が一、よその家で飼われていた猫である可能性もあるからです。
多くの自治体ではWebサイトで保護している猫を写真付きで掲載しています。

保護した猫に飼い主がいないかどうかを必ず確認しましょう。

2.猫の健康状態をチェックする

野良猫 健康チェック

次に動物病院への連絡です。
外で暮らしている猫は病気を持っている可能性もありますし、体調に問題を抱えている場合もあります。
もちろん予防接種を受けさせる必要もあります。
とはいえ、家に連れて帰ってすぐに動物病院へ連れて行くのはおすすめできません。

家に連れてきた当日は慣れない移動と知らない環境に直面してかなりストレスが溜まっていて、怯えていたり警戒心を露にしています。
そんな状態で病院を受診させたとしても、治るものも治りません。

動物病院へ連れて行くのは数日程度様子を見て落ち着いてからにしましょう。

3.ワクチン接種、避妊・去勢手術の予約をする

野良猫 ワクチン

猫の健康チェックで病院に連れて行った時に一緒にワクチン接種をしてもOKです。
ワクチン接種には4000~6000円程度の費用がかかります。

この時、合わせて不妊去勢手術の予約も行うことをおすすめします。

雌猫の場合は毎年のように発情して子どもを作ります。
外に出さないとしても相手が居ないのに発情期を迎えることは強いストレスとなってしまいます。
雄猫が発情した状態で外に出ると雌猫を求めて家出して帰って来なくなることがあります。

飼い猫として長生きして貰うためには不妊去勢手術をし、完全室内飼いが基本になります。
去勢手術は1万円程度、不妊手術は2~3万円程度が相場はですが探せば1万円前後でやってくれる動物病院もあります。

4.夏場は熱中症予防を忘れずに

猫 脱走 対策

猫は環境の変化を嫌う生き物です。
臆病な猫を家に連れてくるとほぼ間違いなく狭く暗い場所に隠れてしまいます。

春や秋でしたら問題ないでしょう。
しばらくそっとしておいてあげてください。

しかし、夏場は熱中症にならないように気をつける必要があります。
だからといって脱走対策をしていない窓を開けると、そこから外に出てしまいます。

野良猫を保護する場合はできれば真夏は避けましょう。
もし夏場に猫を保護する場合は、部屋の風通しを良くし近くに水をもってきてしっかりと水分補給させてください。

猫 メモ

まず最低限にやらなくちゃいけないのは、この4つニャ!
もし、先住猫ちゃんがいる時は落ち着くまではあまり顔を合わせないようにした方がいいかも?

野良猫を飼うときに用意すべきもの5つ

野良猫に限らず猫を飼うためには何かと物入りになります。
食事とトイレ、寝る場所をまず最優先で確保しましょう。

1.餌や水を入れる食器

野良猫 必要なもの

ご飯を食べるためには食器が必要です。
パン皿のように浅い皿やプラスチックの軽い皿は、猫がフードを舌で掬い取ろうとしたときに食器が動いてしまい食べづらいです。
小鉢のように適度な深さがあり、陶器または磁器の重さのある食器を用意しましょう。

2.トイレ用品

野良猫 トイレ用品

ご飯を食べたりトイレに行きたくなるのが猫です。
トイレ本体と猫砂を用意してください。

3.ベッド

野良猫 ベッド

家の中とはいえ寝る場所の確保も大切です。
多頭飼いしている場合は猫それぞれにベッドが必要で他の猫が使っているものはなかなか使いたがりません。
家に来た猫が落ち着いて快適に寝られるように、適度な大きさのベッドを用意してあげましょう。

4.首輪

首輪

万が一、脱走したときに迷子札のある首輪が必要です。

5.キャリーバッグ

不安な時のねこの鳴き声

野良猫を保護したときにボストンバッグなどを利用し、キャリーバッグがまだないという場合は早めに用意してください。
動物病院に連れて行くときに必要になります。

猫 ヒラメキ

トイレ用品は他の物で代用するのが難しいから、事前に準備しておくのがおすすめニャ☆

早めに食事とトイレのしつけを始めよう!

野良猫 トイレのしつけ

自由気ままに暮らしていた野良猫は自分が食べたいときにご飯を食べて、好きな場所に排泄していました。
しかし、家の中でそのような暮らしはできません。

そこで、早めに食事とトイレのしつけをする必要があります。
食事は決まった場所で決まった時間にするようにクセをつけます。

人間の食べ物は与えない

外で暮らしていた猫は人間の食べ物を欲しがったり、食べ残りや残飯を漁ることが頻繁にあります。
人間の食べ物は塩分が濃く体に良くありません、絶対に与えないでください。
欲しがって手を出したときはその場で注意してください。
しっかりとしつけが出来ないと、その後ずっと猫に自分の食べ物を奪われる心配をするハメになります。

トイレのしつけは根気強く

トイレはもちろん猫砂でさせます。
最近の砂は猫が好むように使いやすいように開発されているため早く慣れることができますが、それでも猫によってはトイレを覚えるまでに時間がかかる場合があります。

家の猫も1日でトイレを覚えた猫もいれば、ちゃんと使うまでに数ヶ月かかった猫もいます。
大人の猫は柔らかい土や砂の上にしていた習慣があるため、その感覚で砂の使い方を早く覚えますが、子猫はどうしても時間がかかるようです。

猫がトイレをしようとしたときはソワソワとそのへんを動き回りますから、優しくトイレに誘導してください。
粗相をしてしまっても怒らずに辛抱強くしつけをすることが大切です。

ねこ がんばれ

今まで自由に暮らしていた野良猫ちゃんは、しつけにちょっと時間がかかるかもしれないニャ‥。
根気強くがんばろう!

まとめ

野良猫は、飼い猫よりも人に警戒心を抱いている場合が多いので、仲良くなってお家に連れて帰る時も慎重に‥。
無理に抱き上げると怖がらせてしまうこともあるので、優しく接してあげて下さいね。

今まで外でお腹も空かせていた猫が、お腹いっぱい食べてゆっくり眠れる温かい家ができるのはとても幸せなことです。
ぜひ愛情をたくさん注いであげて猫との楽しい暮らしを満喫して下さいね。

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わんにゃんラボ編集部

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