猫ちゃんを呼んで「ニャッ♪」と小さな声でお返事してくれるとき、あまりの可愛さにキュ~ンとなってしまいます(笑)
猫ちゃんは、たまにシッポだけで「きこえてるニャン」とお返事してくれるときもありますよね。
1日のうちで、猫ちゃんの声を聞けるタイミングはそんなに多くないかもしれませんが、その時々で声のトーンが少しずつ違いますね。
今回は鳴き声のトーンから猫ちゃんの気持ちがわかるのか、そんなお話をさせていただきます。

猫ちゃんは声のトーンで気持ちを表現しているニャ!
猫は人間と暮らすようになって色々な鳴き方を覚えた!
ご存知のように、人に飼われている猫の祖先はリビアヤマネコと言われています。
野生の猫はコミュニケーションをとるのに声はほとんど使いません。
野生の猫たちは他の猫と極力、出会わないように気をつかい合って暮らし、もし遭遇したら威嚇のための声を発します。
しかし野生だった猫も人間に飼われ、一緒に暮らすうちに声をコミュニケーションの手段に使うことを学びました。
飼い主さんを母猫と思い、何かしてほしいことを伝える方法として、色々な鳴き方を覚えたようです。
飼われている猫ちゃんは、何かと声をかけてくれることがありますね。
目覚ましのアラームがなると「おはよ~ニャッ♪」と朝のご挨拶に来てくれたりしませんか?
飼い猫ちゃんは身の安全を守られていますから、安心して鳴き声で気持ちを表現してくれるのですね(笑)
「外出から戻った飼い主さんに『おかえりニャン♪』といったら喜んでくれた♪」
「呼ばれたからお返事したら、美味しいものがもらえた♪」など…
このようなうれしい体験の積み重ねで、その時々の気持ちを伝える鳴き方を覚えることになったのかもしれませんね。
猫ちゃんが鳴き声で何を伝えているのかを知るには、その時の状況から推測することができますよ。
猫ちゃんの鳴き声にはソプラノ、アルト、バスと分けられるようなトーンの違いがあるようです。
鳴き声のトーンから猫ちゃんがどんな気持ちなのか、みていくことにしましょう。
声のトーンで猫の気持ちがわかる!?今の気分はどんな気分?
ふだんよりも高めの声、ソプラノで鳴く時は?
- あまえたいニャ~
- ねぇねぇ、ご飯ちょーだい!
- そろそろ、おやつがほしいニャ~
- あ、そ、ぼっ!
- だいすき、信じてるニャン…♪
- う~ん、つまんニャ~い
- なんだか不安だニャ…
- しんどいニャ…
猫ちゃんが挨拶をしてくれるとき、ソプラノのトーンですが、ご紹介したように色々な意味合いがあるのですね。
飼い主さんに甘えたい、かまってほしい、ご飯やおやつがほしいと要求するときや、ストレスや体調不良を訴えるときにもソプラノのトーンで鳴いて伝えてくれます。
いつもより高い声で鳴くのは、飼い主さんの注意をひき、ちゃんと気持ちを理解してほしいからともいえるでしょう。
どんなときに、どんなことがあって鳴くのかを見極めてあげることが大切ですね。
体調が悪そうなら、場合によっては獣医さんに相談しましょう。
アルト?バス?こんなトーンで鳴くときってどんな気持ち?
アルトのトーンなら平常心
猫ちゃんがいつもと変わらず落ち着いている気分のときはアルトで鳴きます。
そばにきて、何やらニャゴニャゴ…♪さかんにおしゃべりしてくれることがありますね。
そんなときの猫ちゃんの声のトーンはアルト、これが本来の声の高さなのでしょうか(笑)
バスのトーンなら強い不安、恐怖、パニック
猫同士のケンカの直前や、見知らぬ猫が窓の外に見えるなど、不安や恐怖を覚えたときは少し低めの声で鳴きます。
「ええ~!いつもの○○ちゃんじゃない!」と驚くことさえあります。
ミャーオ!マーオ!のように聞こえる鳴き方で、叫びとも受けとれるような声です。
このような声で鳴くときは何らかの異常が起きているときと考えられます。
猫ちゃんの様子を見に行くなど、注意してあげましょう。

猫ちゃんのキモチを完璧に理解するのは難しいけど、なんとなくでも伝わることができれば猫ちゃんともっと仲良しさんになれるニャ♡
オスとメスで声の高さも違うの?
鳴くときの声の高さは、オスの声の方がメスの声に比べて高いという意見がある一方で、その逆の意見もあります。
実際のところ、どうなのでしょうか?
複数の猫ちゃんを飼われている方にたずねると、オスの方が甘えん坊だそうで、飼い主さんから付かず離れずで、可愛い声で鳴くそうです。
そしてメスは、しっかり者のような印象で、声は少々ふとい感じで鳴くそうです。
ちなみにうちの子はソプラノタイプです、メスですが。
おそらく猫ちゃんの性別によって声の高さが違うというよりは、個体によって声の高さが違うといえるのかもしれませんね。
あなたの猫ちゃんは、どんな高さの声でおしゃべりしますか?
まとめ
今回は猫ちゃんの鳴き声のトーンで、猫ちゃんの気持ちがわかることをご紹介してきました。
小さなソプラノのトーンで「ニャッ♪」と声をかけられたら、うれしいですね。
しかし、時には猫ちゃんが体調が悪いことを伝える声のトーンである可能性があることもお伝えしました。
そのときの状況から判断して、猫ちゃんの気持ちをしっかり受け止めてあげてくださいね。
猫ちゃんの可愛い声を聞くと、その日の疲れも和らぎますよね。
すてきな、ニャンだふるライフを!

桜京

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