
犬を車に乗せてお出かけする飼い主さんは以前からよく見かけましたが、最近は猫と一緒に車でお出かけされる飼い主さんも多く見かけるようになってきましたね。
帰省の際にお留守番させるわけにはいかないので一緒に帰省したり、日帰り旅行で猫ちゃんと一緒にお出かけされる方もいらっしゃるようです。
また、動物病院に連れていく時に遠い場合は車で連れて行ったりもしますよね。
車での移動の機会も増えてきた昨今ですが、どのようなことに注意したらいいのでしょうか。
今回は、猫を車に乗せる時に注意したいことについて紹介したいと思います。

病院に連れて行く時やお出掛けの時など、猫ちゃんを車に乗せる機会も多いニャ☆
猫ちゃんを車に乗せる時に注意したいことを紹介するよ!
猫は車が嫌い?
猫ちゃんは慣れないことや場所、匂いにとても敏感です。
それに、動いたり揺れたりすることに慣れていないため、車に乗せた瞬間から普段とは違う不安な鳴き声を出す子もいます。
車に乗るというだけでも怖がる子もいますし、聞きなれないエンジン音や、嗅ぎ慣れない臭いがあるため緊張してしまいます。
猫は臭いに敏感
また、猫は嗅覚が鋭いため、タバコの匂いや車の芳香剤の匂い、排気ガスの匂いなどで体調を崩してしまう可能性もあります。
前もって猫ちゃんと外出する予定が決まっていれば、事前に車内を無臭の状態に近づけておくといいですね。
車に乗せる時には、いつも使っているお気に入りの毛布や飼い主さんの匂いがついているものをそばに置いてあげると、猫ちゃんの不安も和らてあげることができるのでオススメですよ。
長時間の移動の場合、緊張が続いてしまい粗相をしてしまうこともあるため、必ずトイレを準備しておきましょう。

猫ちゃんは匂いにとっても敏感!
猫ちゃん愛用の毛布などがあれば、いつもの匂いがするから安心できるニャ☆
猫も車酔いするの?
猫ちゃんってとってもバランス感覚が優れていますよね。
そのため、犬よりも車酔いはしにくいようです。
それでも、慣れない臭いや振動で車酔いしてしまう猫ちゃんもいます。
では、猫ちゃんが車酔いしてしまった場合、どんな兆候が現れるのでしょうか。
次の項目でチェックしてみて下さいね。
猫の車酔いの兆候
- 落ち着きがない
- 鳴きやまない
- よだれを垂らす
- 空あくびをしている
猫を車に乗せてからすぐにこのような症状が見られた場合、車酔いの兆候の可能性があります。
猫に普段と違った様子がないかをしっかり観察しましょう。

猫ちゃんにこんな症状が見られた時は車酔いをしているかもしれないニャ!
いつもと違う様子がないかチェックしてあげてね!
猫が車酔いしてしまった時の対処法
もし、猫ちゃんに車酔いの兆候が見られた場合は、次のように対処をしてあげましょう。
窓を開けて空気の入れ替えをする
車酔いの兆候がみられた場合には、窓を開けて空気を入れ替えるようにしましょう。
その時に注意したいのが猫の脱走です。
キャリーバッグに入れておらずハーネスなどもしていない場合は、猫ちゃんが窓から飛び出して脱走してしまうことも考えられます。
窓を開ける際は、車を一旦止め、猫ちゃんをしっかりと抱っこして脱走しないように注意して下さいね。
粗相をしても叱るのはNG!
車酔いしてしまうと、粗相をしてしまうこともあります。
キャリーバッグの中に入れて移動するようであれば、念のためペットシーツを敷いておくことをお勧めします。
もし、粗相をしてしまっても決して叱ってはいけません。
「大丈夫だよ。もうすぐ着くから頑張ろうね」と優しく声をかけてあげましょう。
酔い止めを飲ませておく
始めて車に乗せてこういった症状がみられた場合、ペット用の酔い止め薬を獣医師に処方してもらうのもいいでしょう。
遠出する際、車に乗せる前に酔い止めを飲ませておけば車酔いを防ぐことができますよ。

猫ちゃんが車酔いをしているようなら、窓をあけて空気の入れ替えをしてあげるといいニャ!
脱走にはくれぐれも注意!
猫が車に乗るのを嫌がったら‥?
猫ちゃんの中には車に乗ることが平気な子もいますが、すごく嫌がってしまう子が多いのが事実です。
抱っこして車に乗せようとして、怖がって暴れてしまい逃げてしまうことだってあります。
そのため、キャリーバッグに入れて車に乗せるようにしましょう。
また、動物病院に連れていく時は、察したように家の中でも怖がっている場合もあるため、大きめの洗濯ネットに入れてからキャリーバッグに入れることをお勧めします。
普段からキャリーバッグに慣れるように、あらかじめキャリーバッグの中に大好きなおやつなどを入れて、怖いところではないよと教えておくことが大切です。
帰省する際に一緒に連れていく時は、洗濯ネットに入れる必要はありませんが、キャリーバッグに入れ、できれば後部座席に乗せたほうが安全です。
車の中で自由に動けるようにしていると、運転に集中できない場合やシートの下などに隠れて、目的地についてドアを開けた途端に脱走されることを防ぐためにもキャリーバッグに入れましょう。

キャリーバッグに入れられると病院に連れて行かれると思っちゃう猫ちゃんは多いニャ!
普段からキャリーバッグに慣れさせる練習をしてあげるといいね☆
まとめ
猫ちゃんと車で移動する場合は、できる限り急発進や急停止などをしないように気を付けて運転するようにすることが大切です。
車酔いすることもあるため、数時間前までには食事を済ませて車の中ではお水だけを与えることが望ましいです。
経験上ではキャリーバッグに入れずに近所の動物病院まで車で連れて行った際、怖くて座席の下の方にもぐりこんでしまい出すのに苦労したこともありました。
ストレスになりそうなことを徹底的に取り除いて、少しでも快適に過ごしてもらえるようにすれば、猫ちゃんとの車でのお出掛けも楽しくなると思いますよ。

わんにゃんラボ編集部

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