猫 術後服 メリット

服を着せられた犬が散歩している光景はよく見かけますが、猫はほとんど見かけないですよね。

ところが最近は、術後服と呼ばれる猫に着せる服があるのをご存じですか?

術後服とはいったいどんな服なのでしょうか?

今回は、猫の術後服のメリットや選び方エリザベスカラーとの違いも合わせて解説したいと思います。

猫 ヒラメキ

普段は猫ちゃんに服を着せる機会はないけど、手術のあとは傷口保護のために服を着せる飼い主さんが多いニャ☆

猫の術後服ってどんな服?

術後服とは普段着せる服ではなく、動物病院で手術をした後に着せる服のことです。

不妊去勢手術や怪我の治療を目的とした手術をあとには、傷口が開かないようにしっかり糸で縫ってくれます。

しかし、猫は傷口を気にすることがあり、縫った箇所を執拗に毛づくろいすることで糸がほつれてしまうのです。

すると傷口が開いてそこから細菌が入ることで、傷の治りが遅くなってしまったり、他の感染症を引き起してしまう恐れがあります。

もちろん獣医さんはそういうことも考慮して、多少のことではほつれないように縫ってくれますが、それでもしつこく毛づくろいを行うと糸がダメになってしまうため、最近では手術の後に服を着せる飼い主さんが増えているんですよ。

エリザベスカラーとの違い

エリザベスカラー

毛づくろいを防ぐ目的で使われる保護具としてはエリザベスカラーが有名ですね。

名前の由来は16世紀のイギリスで流行っていたひだ襟のデザインから来ています。

これをつけた猫は襟巻きをしているようでユーモラスに見えますが、「嫌でしょうがない」という猫の反応からして付け心地は良くないと思われます。

エリザベスカラーはプラスチックの固い素材で出来ていますから、肌につけるものとしては違和感があるのでしょう。

もちろん、エリザベスカラーにもメリットがあります。

動物病院によっては無料で貸してくれますし、簡素な作りのためコストもかかりません。

猫が暴れても外れにくく壊れることもありませんよ。

術後服

一方の術後服は綿やポリエステルなどの柔らかく伸縮性のある素材でできていますから、最初は嫌がりますが慣れてくると首輪のように違和感がなくなります。

とはいえ術後服はそれなりの値段がしますし、保護具のように物理的に毛づくろいできなくするわけではないため、噛み千切られてしまうこともあります。

それでも猫の負担を減らすために、エリザベスカラーではなく術後服を選ぶ飼い主さんが今増えているのです。

術後服のメリット

術後服の最大のメリットはなんと言っても動きやすさです。

柔らかい素材で出来ていて体型にフィットしていますから、走り回ったり高いところに上ったりする猫にぴったりですね。

エリザベスカラーのように動きが制限されることがないので快適ですし、猫が大好きな狭いところにも入っていくことができます。

窮屈さがなく体を自由に動かすことができる術後服は猫がストレスを溜めることがなく、普段と同じような生活ができるのが魅力と言えるでしょう。

術後服の選び方

一昔前まではほとんど見かけることがなかった猫に着せる服ですが、最近ではインターネット通販で気軽に購入することができます。

価格は2,000~10,000円程度が相場です。

基本的には一度しか使わないためちょっと高く感じてしまいますが、可愛らしいデザインのものもあり選んでるだけで楽しくなります。

サイズ

術後服を選ぶときは必ず猫の大きさに合ったサイズを選びましょう。

小さいと窮屈すぎますし、大きいと猫が動いたときにすぐに脱げてしまうので注意です。

タイプ

また術後服にはいくつか種類があり、前にボタンがついている「前開きタイプ」、背中にファスナーがついている「後ろ開きタイプ」、ポンチョのように頭から被せるタイプがあります。

背中を縫ったときは前開きタイプ、お腹を縫ったときは後ろ開きタイプがおすすめです。

被せるタイプは猫が暴れると着脱が大変ですが、脱げにくいため活発な猫に適していますよ。

素材

生地は安価なポリエステルやレーヨンのものもありますが、綿を多く使い柔らかく伸縮性のあるものがおすすめです。

夏場はどうしても蒸れやすいので、出来るだけ通気性の良いものを選びましょう。

まとめ

術後服は、名前の通り「手術の後に着せる服」なので、猫に着せる機会は少ないかもしれません。

また、必ずしも必要というわけでもないでしょう。

しかし、術後の愛猫の負担を軽減してくれる画期的な洋服です。

いざという時のために、一着くらい準備してあげると便利かもしれませんね。

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のらくろ

のらくろ

【飼っているペット:猫 (オス3匹とメス4匹)】 猫の飼育歴は15年以上、現在家で飼っている猫はいずれも拾ってきたり保護した元野良猫です。主に猫について執筆しています。