ねこ お医者さん

飼っている猫の様子がおかしいと気付いた時、病院へ連れて行くべきか迷いませんか?
どんな症状で、考えられる病気は何かを理解してあげる為にも、様々な症状と共に考えられる病気を紹介していきたいと思います。

猫にこんな症状が出たら病院へ!

体を痒がっている

ねこ かゆい

飼い猫がしきりに後ろ足で首を掻いていたり、必要以上に体を舐めている事はありませんか?
そんな時の、原因や考えられる病気を紹介していきたいと思います。

ノミによる痒み

ノミは暖かくなる春先から活動を始め、6〜8月が活動のピークになります。
少しでも外出する猫や、拾ってきて飼い始めたばかりの猫などは気をつけたいですね。
ノミによる痒みには、ノミに刺された事による刺傷と、ノミの唾液によるアレルギーがあります。
毛をかき分けて見て黒い粒が沢山あったり、寝床に落ちていたりしたら、まずノミを駆除する為に、動物病院へ行ってノミ駆除薬を貰いましょう。
首の後ろに垂らすタイプでしたら、簡単に駆除出来ると思います。
また、ノミとりシャンプーで洗ってあげたり、ノミ取りグシを使うのもいいと思います。

食事によるアレルギーの痒み

新しい食べ物を食べた事で起きる食物アレルギーは、新しい食べ物を食べた数時間後、皮膚に発疹が出来たり赤くなったりします。
その他にも脱毛や下痢、嘔吐などの症状を起こす事があります。
それらの症状が出たら、すぐにアレルギー用の食事に切り替えます。
激しく痒がる場合は、動物病院に行って痒みを抑える薬をもらった方がいいでしょう。

疥癬による痒み

疥癬はダニの一種であるヒゼンダニが寄生する事により起こる皮膚病です。
フケや湿疹などの症状と共に、激しい痒みを伴い掻きすぎから出血する事もあります。
そうした症状が見られたら、すぐ病院へ行きましょう。
ダニ駆除薬やシャンプーなどで治療します。
疥癬は猫から猫へ感染するだけでなく、人間へ感染する事もあるので気をつけましょう。

アトピー性皮膚炎による痒み

アトピー性皮膚炎は花粉や埃、ダニなどのハウスダストを吸い込む事により起こる吸引性のアレルギーです。
アトピー性皮膚炎になると顔や耳の後ろ、首の周りなどに痒みが生じます。
飼い猫がしきりに掻いているようだったら、動物病院へ行き抗アレルギー剤や抗炎症剤を投与してもらいましょう。
また、室内をこまめに掃除するなどしてアレルゲンを取り除くのも大切です。

目やにが出る

ねこ 顔アップ

猫の目はビー玉のように綺麗ですね。
日常生活の中で変化に1番気付きやすい、または気になるのは猫の目なのではないでしょうか。
目やにの色や状態で、猫の健康状態がわかったりもします。
たとえば、よく見る茶色〜黒い目やには正常な新陳代謝によるものなので、まず大丈夫です。
注意すべきなのは、その他の目やにです。

猫風邪の目やに

両目から、白や緑色の水っぽい目やにが出ている時は猫風邪をひいている場合があります。
猫風邪の場合は、目やに以外にも鼻水や咳、くしゃみなどの症状も出るので分かりやすいと思います。

結膜炎の目やに

猫同士のじゃれあいや喧嘩、外に出た時、目を傷つけてしまう場合があります。
目の傷は結膜炎を引き起こし、白っぽい目やにが片目から出てくるようになります。
酷くなると、膿となり黄色っぽい目やにになります。
程度によりますが、軽いものなら湿らしたコットンで目やにを拭いてあげれば、1〜2日で良くなるでしょう。
目が開かないぐらい酷い場合は、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。

クラミジア感染症の目やに

猫クラミジア細菌に、感染している猫と接触する事で感染し、粘着性の黄色い目やにが出ます。
クラミジア感染症は放っておくと、気管支炎や肺炎になってしまう場合もあるので、異変に気付いたらすぐ動物病院へ連れて行きましょう。

嘔吐する

キャットフード

食事したらその後嘔吐したり、気づかないうちに床の上に嘔吐してあったなんて事ありませんか?
毛玉や食べ過ぎで餌を吐くのでしたら、心配はないです。
それ以外で、病院へ行くべき嘔吐の症状を紹介していきたいと思います。

何度も繰り返して嘔吐する

一度だけでなく、激しく何度も嘔吐している場合はすぐ病院へ連れて行きましょう。
その場合、消化器系の病気、中毒、ウィルス感染症の可能性があります。
また何度も嘔吐する事から、脱水症状になってしまう恐れもあるので気をつけましょう。

嘔吐するしぐさをするが嘔吐出来ない

嘔吐するしぐさを何度もしたり、よだれを垂らしてしたり、食欲もなく元気がないなどの症状があったら、誤飲をしている可能性があります。
猫の誤飲してしまう危険な物は様々あります。

  • 煙草
  • 猫のおもちゃ
  • ひも状の物
  • アクセサリー
  • ティッシュ

など、猫が誤飲しないように気をつけましょう。

嘔吐物に血が混じる

猫が血を嘔吐するのは、消化器系からの吐血と気管支からの喀血があります。
吐血は、嘔吐物に混ざっていて薄い血の色の為、分かりにくいので注意深く観察しましょう。
喀血は、咳と一緒に鮮やかな赤い血を嘔吐します。
猫はあまり咳をしないので、咳と共に喀血した場合は、悪化している可能性がある為、すぐに病院へ行きましょう。

鼻水・くしゃみをする

ねこ 鼻

猫も人間のようにくしゃみをしたり、鼻水が出たりします。
でも、猫が鼻水やくしゃみをするのは、風邪をひいた時だけじゃありません。
それ以外の病気を紹介したいと思います。

アレルギー性鼻炎

花粉やカビ、ダニなどハウスダストでくしゃみや鼻水が出たりします。
他にも、金属や食事などのアレルゲンがあります。
アレルギー性鼻炎の鼻水は、サラサラとした鼻水で炎症が進むにつれ、ネバネバした黄色っぽい鼻水になります。
酷くなる前に早めに病院へ連れて行きましょう。

カリシウイルス感染症

くしゃみ、鼻水に加えて口内炎や目やに、高熱が出たりします。
猫風邪の一種で、酷くなると肺炎になる場合があり、命に関わる病気です。
カリシウイルス感染症は、空気感染するため多頭飼いの場合は、注意するようにしましょう。
また、他にもヘルペスウイルスやクラミジア感染症も風邪の一種と言われており、カリシウイルス感染症とセットで感染している事がほとんどです。
これらの感染症は、年一回の混合ワクチンを接種する事で防げます。

猫白血病ウイルス感染症

鼻水やくしゃみの他に、食欲不振、高熱、口内炎、貧血、下痢などの症状がでます。
免疫力が低下する為、色んな病気にかかり治りにくくなってしまいます。
感染した猫の50〜70%が感染後2〜5年以内に死亡してしまう場合が多いです。
予防する為には、他の猫と接触させないように外に出さない、定期的に検査を受ける、ワクチン接種をするなどがあります。

血尿をする

ねこ トイレ

トイレ掃除をしていて、ペットシーツに血がついていたなんて事ありませんか?
正常な猫の尿は黄色です。
血尿から見る病気を紹介していきたいと思います。

膀胱炎

膀胱炎になると、トイレに行く回数が増えます。出たいのに出ない状態が続き、出ても少量で血尿または濁った尿が出ます。
投薬で治りますが、放っておくと尿道にカテーテルを入れて膀胱を洗浄したりしなければいけなくなるので、早めに病院へ連れて行きましょう。

尿路結石症

尿道が太くて短いメスより、尿道が長く先が細いオスがなりやすい病気です。
尿路結石症になると、少しずつしか尿が出ない為何回もトイレに行く回数が増え、石が尿道に詰まったり尿道を傷つける為、血尿が出たりします。
また尿をする時に痛みで鳴いたりする場合もあります。
酷くなり尿が出なくなると、尿毒症になり命に関わる事もあります。
予防として、普段から水をたくさん飲ませる、定期的に尿検査を受けるなどがあります。

玉ねぎ中毒

玉ねぎは、猫に食べさせてはいけない食べ物のうちのひとつです。
玉ねぎに含まれるアリルプロピルジスルフィドは赤血球を壊してしまう働きをする為、貧血や血尿を起こしてしまいます。
膀胱炎などの血尿とは違い、玉ねぎ中毒の血尿は血色素尿と言い、壊れた赤血球の成分が出てきたものです。
その他の症状として、下痢、嘔吐、腹痛などがあるので、玉ねぎを食べてしまったらすぐ病院へ連れて行きましょう。

下痢をする

ねこ トイレ

昨日まで普通の便だったのに、突然下痢をしたら心配になりますよね。
猫の下痢の原因はたくさん考えられますが、病院へ連れて行った方がいい場合を紹介したいと思います。

寄生虫による下痢

小腸や大腸の中に寄生虫がいると、下痢を起こす場合があります。
また、便の中に白い細長い虫がいるなんて事もあると思います。
猫に見られる寄生虫には、回虫、瓜実条虫、コクシジウム、トリコモナス、ジアルジアなどがあります。
外出する猫や野良猫によく見られます。
寄生虫による下痢は、病院へ行って虫下しを貰ってきて飲ませてあげましょう。

感染症による下痢

猫パルボウイルス感染症は、特に気をつけなければいけない感染症で、激しい嘔吐と下痢を伴います。
子猫がかかりやすい感染症で、大変致死が高いです。
パルボウイルス感染症は予防接種で防げるので、年一回の予防接種を忘れずにしましょう。

誤飲による下痢

普段食べている食事以外のものを食べてしまった時、激しい下痢や嘔吐、血便などの症状が出たりします。
誤飲したものによっては、命に関わる場合もあるのですぐに病院へ連れて行ってあげましょう。

まとめ

猫は人間のように言葉に出して伝えられません。
なので、日常的に猫の様子をしっかりと見てあげましょう。
異変を見つけたら、様子を見るなどの素人判断はせず、すぐに病院へ連れて行ってあげる事が大切です。

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わんにゃんラボ編集部

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