猫の品種 特徴

ペットとして飼われている猫の学名はイエネコです。
食肉目ネコ科ネコ属に分類されるイエネコは世界中で100種類以上の品種が発見されています。

これらは品種改良などによって人工的に誕生した人為的発生型、長い時間をかけて進化した自然発生型、その土地固有の特徴を持つ日本猫型、全くの偶然によって生まれた突然変異型の4つに分けることができます。

そこで、それぞれ4つのタイプの特徴と代表的な品種について解説します。

ねこ ポイント

100種類以上もある品種を大きく4つに分けて、それぞれの特徴や代表猫種を紹介するニャ!

猫の品種を4つに分けて特徴を見てみよう!

1.人為的発生型

人為的発生型 ヒマラヤン

2匹の純血種を掛け合わせることで誕生した猫です。
ただ興味本位で交配させるわけではなく、猫に精通したブリーダーが品種同士の相性を考慮して掛け合わせる猫を決めています。

このようなブリーダーによる繁殖をブリーディングと言いますが、ブリーディングにはインブリードアウトブリードの2つがあります。

インブリードはいわゆる近親交配のことです。
品種の特徴をしっかりと受け継がせることができますが、奇形など先天性の障害を持ってる生まれる猫が多いため、インブリードを繰り返すことで弱い品種が生まれるリスクも高くなります。

アウトブリードは異なる品種同士を交配させることです。
全く予想しないような結果になることもありますが、それぞれの品種が持つ特徴を取り入れることができるのがメリットです。

さまざまな組み合わせがある中で本当に成功する例は限られています。
そのため人工的に作ると言っても長い時間を要する場合がほとんどです。

またそのときどきの流行に乗った猫を作らなければいけません。
長毛の猫が人気になることがあれば、毛並みがフワフワした猫が人気になることもあるため、本当に成功するのはごく少数であるのが現状です。

人為的発生型の代表猫種

人為的発生型の猫種

このタイプを代表する猫にはシャムとペルシャを掛け合わせた「ヒマラヤン」、ラグドールとヒマラヤン、ペルシャなどを掛け合わせることで誕生した「ラガマフィン」がいます。
ほかには「バーミーズ」、「エキゾチックショートヘア」、「オリエンタルショートヘア」、「ベンガル」などがいます。

2.自然発生型

自然発生型 メインクーン

人工的に交配させることなく自然界の法則に則って誕生した品種です。
イエネコの祖先は北アフリカに生息しているリビアヤマネコですが、進化の過程でさまざまな品種が誕生しました。

自然な環境で進化したため見た目が急に変わることはありません。
もともと生息していた地域の気候や風土に合っているため、人為的発生型よりも繁殖力に優れています。
ナチュラルブリードとも言われ、その地域で長い年月をかけて誕生した自然発生型はどの品種も強い個性を持っています。

自然発生型の代表猫種

自然発生型の猫種

このタイプを代表する猫には、タイを原産とするスラっとした体型と顔の色が特徴の「シャム」、アメリカを原産とする世界最大級の猫「メインクーン」、エジプトに由来があり、光沢のある被毛、丸顔と大きな耳が特徴の「アビシニアン」がいます。
ほかには「アメリカンショートヘア」、「アンゴラ」、「シンガプーラ」「ヨーロピアンショートヘア」などがいます。

3.日本猫型

日本猫型 三毛猫

古くから日本に生息していた固有の品種である日本猫は、十人十色とも言える豊富な柄、丸く大きな顔、やわらかくツヤがある短毛が特徴です。

国内に持ち込まれたシャムやペルシャなどの洋猫と日本猫が繁殖を繰り返したことで、現在では純血種の日本猫は居ないとされています。
しかし、雑種であっても日本猫の特徴を色濃く受け継いでいます。
そのため外国人に高い人気がある品種です。

このようにその地域の環境に順応して進化を遂げた土着の品種を日本猫型と呼びます。

日本猫型の代表猫種

日本猫以外にには短い尻尾が特徴の「ジャパニーズボブテイル」がいます。

4.突然変異型

突然変異型 スコティッシュフォールド

人為的発生型の品種が計画的に交配させて作られたのに対して、突然変異型は文字通り全くの偶然によって誕生した品種です。
つまり猫同士が自然に交尾を行って誕生した猫です。

異なる品種の純血種同士の交配は、そのほとんどは単なる雑種を作り出す結果にしかなりません。
しかし、稀に特徴的な猫が誕生することがあり人気が出ることがあります。

突然変異型の代表猫種

突然変異型の猫種
例えば短い産毛以外に毛のない無毛と、大きく尖った耳が特徴の「スフィンクス」は1966年にカナダのトロントで、長毛種の猫から偶然に誕生しました。
折れた耳が可愛い「スコティッシュフィールド」も突然変異によって誕生しました。

このような品種は遺伝性の病気を発症するリスクが他の品種よりも高いとされています。

ほかには「アメリカンカール」、「マンクス」、「マルチカン」、「アメリカンボブテイル」、「ラパーマ」などがいます。

まとめ

世界中の100種類以上もの品種が発見されているイエネコは4つのタイプに分けることかできます。

ヒマラヤンやベンガルに代表される人為的発生型は2匹の純血種を人工的に掛け合わせて誕生した品種です。

シャムやメインクーンに代表される自然発生型は、人の手を加えることなく自然界の法則に則って長い年月をかけて進化した猫たちです。

日本固有の品種である日本猫はさまざまな柄、丸く大きな顔、やわらかくツヤのある短毛が特徴です。
洋猫との繁殖が繰り返されたため現在では純血種を見ることはありませんが、雑種であっても日本猫の特徴を色濃く受け継いでいます。
このようにその土地の環境に順応した品種を日本猫型と呼びます。

スフィンクスやスコティッシュフィールドに代表される突然変異型は全くの偶然から誕生した品種です。

たくさんの猫種が誕生した経緯などを調べていくと、新たな発見があって面白いですね。

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わんにゃんラボ編集部

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