ねこ 日向ぼっこ

飼い主さんが毎日のように撫でている猫の被毛、大きく分けて短毛・長毛・巻毛・無毛の4種類があります。
‥と言っても短毛と長毛は見たことはあっても、残りの2つは見たことがないという方も多いのではないでしょうか。

猫の品種はだいたい50種類ほどあるとされていますが、品種によって被毛も決まっています。
そこで猫の被毛の種類と特徴、代表的な猫種、お手入れの方法について解説します。

ねこ ポイント

猫ちゃんの個性でもある被毛についてのお話しニャ☆
どんな違いがあるのかな?

猫の被毛にはどんな種類があるの?

冒頭でもお話ししたように、猫の被毛は4種類に分けられています。
それぞれの特徴と代表的な猫種を紹介していきたいと思います。

短毛猫

マンチカン

短毛は最も基本の被毛です。
日本猫も短毛ですから、日本人にとってもっとも馴染みのある被毛です。
私たちがペットとして飼っているイエネコの祖先はリビアヤマネコで、毛は短毛でした。
そのため交配などによって人工的に増えた「長毛」に比べて性格は野生的でやんちゃです。

代表的な短毛猫

日本猫

日本で最も親しまれている猫種です。
外見は鼻筋が通っていて、耳の毛が短く、全身の毛も短め。
尾は細長いものと短いものがあり、尾が極端に短い猫は世界的に珍しく日本猫特有です。

マンチカン

毛の長い猫もいますが短毛種が多く、脚が短くミニチュアダックスフンドのような外見です。
柔らかく光沢のある毛並みが特徴的です。

アメリカン・ショートヘア

日本猫と同じくらいの毛の長さで、銀褐色の地と黒の縞模様の毛色が特徴的です。
やや硬く厚みのある毛並みのダブルコート。

エキゾチック・ショートヘア

少し長めの短毛種で、ふんわりとしていて滑らかな毛並み、下毛が多めのダブルコートが特徴的です。

シャム

やや短めの毛を持ち、シルバーブルーの毛色と弾力がありふんわりした毛並み、ツヤのあるダブルコートが特徴的です。

ロシアン・ブルー

独特の青みがかったダークブルーの毛色が印象的です。
ツヤがあってシルクのような手触りで、下毛が多いダブルコート。

ジャパニーズ・ボブテイル

日本猫を起源とし、アメリカで生まれた猫です。
短毛種とセミロング長毛種があります。
ポンポンのような丸まった短い尻尾を持ち、絹のように柔らかく滑らかな毛並みのダブルコートです。

オリエンタル・ショートヘア

短毛種とやや短めの長毛種があり、光沢があって下毛のないシングルコート、毛並みは柔らかく手触りはシルキーです。

短毛猫のお手入れ

毛が短いのでブラッシングは月に2~3回程度で充分です。

毛がもつれることも少ないため、ラバーブラシのような柔らかい素材のブラシを使い、皮膚を傷つけないように優しくブラッシングしましょう。

臭いや汚れが気になるときはウェットティッシュやタオルで拭いてあげてくださいね。

ねこ ドヤ顔

日本で一番ポピュラーなのが短毛猫ちゃんニャ!
マンチカンやアメリカンショートヘアは大人気だから、飼っている人も多いよね♡

長毛猫

メインクーン

リビアヤマネコから偶然生まれたのが長毛猫で、主に寒い地方で増えていきました。
近代に入ってからは交配によって人工的に生み出されることが多く、おとなしくのんびりとした性格の猫が多いのが特徴です。
長毛猫はお手入れが大変ですが、優雅で気品のある雰囲気があっていいですね。

代表的な長毛猫

ペルシャ

16世紀後半、イタリアに伝わった代表的な長毛種です。
被毛はとっても優雅で、分厚くて長い下毛とダブルコートの上毛を持ち、ふさふさしていて艶やかな毛並みが特徴的です。

メインクーン

ジェントルジャイアントの異名を持つアメリカ原産の大型猫です。
大きい固体は体長が1mを超え、体重は11~12kgにもなるのだとか。
全体的に毛は長めですが特に洞毛が長く、下毛は少なく上毛は硬めのダブルコート。

ラグドール

比較的最近生まれた大型猫です。
成長まで4年ほどかかり、大きいものは10kgほどになるのだとか。
密集したセミロングな被毛を持ち、首の周りの毛が長いのが特徴的です。
柔らかい毛並みのダブルコート

ノルウェージャンフォレストキャット

その名の通りノルウェーを中心とする北欧原産の長毛種です。
がっしりとした体格の比較的大きな猫で、セミロングの被毛を持ち、下毛はふんわりとしていて上毛は硬めのダブルコート。
絹のような滑らかな手触りです。

ヒマラヤン

北アメリカとイギリスを原産とする長毛種です。
1924年ペルシャとシャムを交配して作られました。
長くて厚い下毛と滑らかな上毛のダブルコートを持ち、絹のような柔らかな毛並みが特徴的です。

ソマリ

イギリスを原産とするセミロングの長毛種です。
がっしりした体格、長い被毛とふさふさした尾が特徴で、ふんわりとしていて密集した下毛と上毛のダブルコート。

長毛猫のお手入れ

長毛猫はお手入れがちょっと大変です。
猫は自分で毛づくろいしますが、毛が長い猫は抜け毛の量も多いため、お腹に毛を溜め込んでしまいます。

ブラッシングは毎日必要です。
ラバーブラシを最初にかけてから、金属製のコームやスリッカーブラシを使ってブラッシングします。
毛玉ができやすい脇と太もも周りを念入りに、背中や首まわりもしっかりブラッシングしましょう。
丁寧にブラシをかけてあげるとツヤが出て優雅な見た目を維持できます。

ねこ メガネ

高級感が漂う長毛猫ちゃんは、毎日のブラッシングが欠かせないニャ☆

巻毛猫

ラパーマ

長毛種から派生した品種で、カールをかけたような独特の被毛が特徴的です。
見た目はモコモコしていてぬいぐるみみたいでとっても可愛いのですが、毛が絡まりやすいためお手入れはちょっと大変です。

代表的な巻毛猫

ラパーマ

1982年にアメリカ・オレゴン州の農家で突然変異によって生まれた1匹の子猫から作られた猫種です。
ラパーマはフランス語でパーマの意味で、長毛種と短毛種がありますが、その名の通りクセのある複雑な巻毛が特徴的です。

セルカークレックス

短毛種と長毛種があり、被毛はビロードのように分厚くて、1本1本がパーマをかけたように綺麗にカールしています。
首の周りと尻尾は毛の量が多く、その見た目はマフラーを巻いてるみたいです。

デボンレックス

イングランドを起源とする短毛種で、デボン州で突然変異によって生まれました。
印象的な眼と、大きな耳、細かく波を打ったような縮れた被毛が特徴的です。
その見た目からプードルキャットの異名を持ち、イギリスでは「小さな妖精」と表現されています。

巻毛猫のお手入れ

長毛猫と同じく毎日のブラッシングが欠かせません
巻毛のため毛がもつれやすく、他の猫よりも慎重にブラッシングをする必要があります。
最初にラバーブラシを使いますが、ほとんどもつれを取ることが出来ないため、コームやスリッカーブラシで時間をかけて仕上げます。

無毛猫

スフィンクス

代表的な巻毛猫

スフィンクス

とても珍しい無毛種の中でも代表的な存在です。
1960年にカナダで突然変異によって生まれました。
大きな耳と筋肉質な体が特徴で、完全な無毛ではなくよく見ると産毛が全身を覆っています。

ドンスコイ

1980年代、ロシアのドン川近くで発見された無毛種です。
見た目はスフィンクスに似ていますが、足に水かきを備えている大変珍しい猫です。

バンビーノ

スフィンクスとマルチカンを交配して生まれたアメリカ原産の猫です。
比較的小柄な猫で足が短く運動神経に優れていて、全身を薄い産毛に覆われています。

ピーターボールド

ロシアが原産の無毛種です。筋肉質な体と小さな顔が特徴で、無毛のボールド2種類と毛を持つヘアリー3種類に分かれています。
そのうち体毛が全くないのはウルトラボールドと呼ばれる被毛を持つ猫のみです。

無毛猫のお手入れ

毛がほとんどないためブラッシングは必要ありません。
むしろ皮膚を傷つけてしまうので逆効果です。
汚れが気になるときはウェットティッシュかタオルで優しく拭いてあげましょう。

ねこ ビックリ

ニャンと!?毛がないニャー!
とっても珍しい猫ちゃんなんだね☆

まとめ

いかがでしたか?
今回は猫の被毛の種類とそれぞれの代表的な猫種をしてみました。
色々な特徴があって、とても興味深いですよね。
とくに、無毛の猫はなんだか神秘的な不思議な魅力があります。

それぞれ被毛のお手入れの仕方も違ってくるので、ぜひ普段のお手入れの参考にしてみて下さいね。

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わんにゃんラボ編集部

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