猫の発情期 オスとメスの違い

春先や秋口に良く見られる猫の発情、身近に猫が居る生活をしている方であれば、「アウォーン、アウォーン」と大きな声で鳴き続けるため発情している猫はすぐに分かります。

昼夜を問わず続く泣き声は人間にとっては迷惑に感じることもありますが、猫にとってはライバルに勝って子孫を残すため、子どもを作るために大切な時期です。

とはいえ発情期と一言で言ってもオス猫とメス猫では発情の仕方に違いがあります。

そこでオス猫とメス猫の発情期の行動の違いについて解説します。

ねこ ハテナ

同じ発情期でもメス猫とオス猫では行動に違いはあるのかニャ?
猫の発情期について調べてみたよ☆

猫の発情期に時期はあるの?

猫が最初に発情する時期

猫 最初の発情
猫は生後何ヶ月くらいから発情するのでしょうか?

人間が思春期を迎えて恋をするように、猫にも最初に発情を迎える時期が決まっています。

猫の場合は、メス猫が発情しオス猫がそれに反応して発情します。

メス猫の場合

メス猫が最初に発情するのは、ちょうど子猫から成猫へと成長する生後5ヶ月~1歳頃です。

この頃になると体も出来上がり、性的にも成熟するため発情期を迎えます。

とはいえ個体差もあって、子猫と変わらないような小さい頃から発情する猫もいますし、1歳頃に発情する成熟するのが遅い猫もいます。

ということは、最短で生後半年から妊娠が可能ということでもあります。

生後半年は人間に換算すると10歳くらいです。

そんな小さなうちから妊娠できると知るとちょっと驚いてしまいます。

オス猫の場合

一方オス猫は体が出来上がっていない子猫のうちは発情せず、精巣が発達して体か成熟し生後5~6ヶ月を過ぎたあたりから交尾が可能となります。

そして生後9~12ヶ月頃に本格的に発情をはじめます。

大人の猫は周期的に発情する

猫の発情時期

最初の発情を迎えた猫はその後も周期的に発情します。

私たちがすぐにイメージする猫の発情期と言えば、春先の2月頃から3月頃と秋口の9月頃です。

この2つの季節は大きな発情期ですが、実はその間にも小さな発情期が来ます。

だいたい年3~4回程度発情します。

メス猫の発情のサイクル

発情前期
さまざまな仕草で発情していることをアピールする
発情期
オス猫を受け入れて交尾を行う
発情後期
交尾の後に排卵する
発情休止期
オス猫に関心を見せなくなる

メス猫には上記のような「発情周期」という発情のサイクルがあり、多くのメス猫は14~21日程度で一巡します。

交尾によって妊娠すれば出産と子育てを行うため、子猫が乳離れするまでは発情することはありません。

しかし、交尾が出来ないと発情状態が10日ほど続いて一度収まり、2~3週間もするとまた発情が始まり、発情期の間に2~3回ほど発情を繰り返します。

ねこ ポイント

メス猫の発情に答えるようにオス猫も発情するんだね!
人間年齢で10歳から子どもが産めちゃうのは驚き!!

メス猫が発情時に見せる行動

メス猫の発情期の行動

メス猫は発情によって以下のような行動を見せます。

普段よりも甲高い声で鳴く

犬を遠吠えを思わせる「ニァオーン、ニャオーン」といった単調なテンポの鳴き声を時々発するようになります。

連続して鳴いたり、1回に3分近く鳴き続けることもありますが、オス猫とは違って朝昼晩問わず常に鳴いているわけではなく時間を置いて鳴きます。

そのため最初はメス猫が発情を始めたことに気づかないことも多く、注意して観察する必要があります。

体をこすりつける

発情しているメス猫は周囲のオス猫や人間に甘えたような仕草をよく見せます。

その中でも目立つのが頭や首をスリスリする「こすりつけ行動」です。

この行動は発情前期に見られる行動です。

いつもはそれほど飼い主さんに甘えてこない猫が、急に人懐っこくなったと感じたときは発情が始まっている証拠です。

逆にいつも飼い主さんにスリスリしてくるような甘えん坊の猫の場合は判断が難しくなります。

オス猫を受け入れる姿勢を見せる

本格的な発情期を迎えるとメス猫は「ロードシス」と呼ばれるオス猫を受け入れるための姿勢を取ります。

その姿勢とは、胸とお腹の辺りを地面にくっつけて、後ろ足を半分立ててお尻を上げる姿勢です。

この姿勢を見せたときは交尾が始まろうというタイミングであることを示しています。

お腹を見せてゴロンゴロンする仕草を頻繁に見せる

地面に急にゴロンとひっくり返って、お腹を出してゴロンゴロンと左右に勢いよく横転を繰り返します。

これは「ローリング行動」と言ってメス猫が発情しているときに見せる仕草の一つです。

スプレーする

メス猫はオス猫と比べると普段はそれほどスプレーをしませんが、発情期となると別です。

これは尿と脂肪性の分泌物をマーキングすることでオス猫を呼び寄せるために行います。

ねこ きゅん

普段はクールな猫ちゃんが甘えん坊さんになったら、発情している合図かも!
妊娠を望まないなら脱走には注意したい時期と言えるニャ!

オス猫が発情期に見せる行動

オス猫の発情期の行動

オス猫は発情によって以下のような行動を見せます。

大きな泣き声を出す

オス猫はメス猫の発情に反応して発情しますが、メス猫が鳴いているのを見ると自分も鳴きたくなるらしく、「アウォーン、アウォーン」と大きな声で鳴き続けます。

昼夜を問わずに鳴き続けている猫が居れば、それは発情しているオス猫です。

メス猫が近くに居なければ泣き声を出すことはなく普段の状態に戻ります。

攻撃的になる

オス猫が自分の子孫を残すためにはライバルに勝たなければいけません。
発情期のオス猫にはメス猫にはやたらと優しくなりますが、他のオス猫に対しては攻撃的です。

もし周囲に子猫が居る場合は気をつけてください。

攻撃的なオス猫によって引っかかれたり噛み付かれたりすることがあるからです。

また現代の日本ではほとんど見られることはありませんが、猫には「子殺し」という習性を見せることがあり、もし発情しているメス猫に子猫が居る場合は危害を加えられる可能性があるため要注意です。

スプレーが多くなる

オス猫はマーキングのためにスプレーを行いますが、発情期では自分の力を見せ付けるためにマーキングを行います。

外に出たがる

家の周囲に発情しているメス猫が居る場合は「外に出してくれ」と大きな鳴き声で訴えたり、脱走しようとします。

外に出している猫の場合は発情期にそのまま帰ってこないこともありますから要注意です。

室内飼いであっても脱走のリスクが高くなります。

猫 ヒラメキ

オスはメスと違って攻撃的になってしまうから、お子さんのいる家庭ではひっかかれたり噛まれたりしないように十分に注意するニャ!

まとめ

メス猫とオス猫の発情期の行動一番大きな違いは、メス猫の発情に反応してオス猫も発情するということです。

行動に関しても、メス猫が受け入れ態勢を見せるのに対して、オス猫はやや攻撃的になると正反対の行動が見られます。

同じスプレーでも全く意味合いが違うのはとても興味深いですね。

メス猫とオス猫、どちらにしても発情期はとてもデリケートで普段とは違う行動が見られるようになりますので、飼い主さんも発情期はどんな行動をするのかをしっかり把握して猫に接してあげる必要があるかなと思います。

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わんにゃんラボ編集部

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