ねこ 歯磨き

人間は歯を毎日磨くのが常識です。
子どもの頃から「歯磨きしないと虫歯になるよ」と言われて育った記憶が誰にでもあるのではないでしょうか。

では、猫の場合はどうなのでしょう?

猫も虫歯や歯周病になるのでしょうか。
猫に歯磨きは必要なのでしょうか。

今回は、猫の歯磨きについての疑問にお答えしたいと思います。

ねこ ポイント

今回は猫ちゃんの歯磨きについて紹介するニャ☆
猫ちゃんにも歯磨きは必要なのかニャ?

猫は虫歯にはならないが歯周病にはなる

大きく口をあける猫

猫はなぜ虫歯にならないの?

ねこ 虫歯にならない

猫は虫歯にはなりません。
虫歯は口腔内に住む細菌によって糖質が分解され乳酸などの酸を作られることで、口腔内が酸性に変わり歯の表面のエナメル質を溶かしはじめる症状です。

人間と違って、猫は甘いお菓子を食べたりジュースを飲んだりしませんし、猫の口腔内はpH8~9のアルカリ性に保たれているため、虫歯菌が繁殖しにくく虫歯にならないのです。

ねこ ドヤ顔

猫は甘いお菓子とかを食べないから、虫歯とは無縁ニャ☆

猫の歯周病には要注意!

ねこ 歯周病

猫が虫歯にならないからといって安心してはいけません。
3歳以上の猫の8割は、歯周病に罹っていると言われています。

虫歯にはならなくても歯周病対策は必要になります。
歯周病の原因は歯垢(プラーク)に含まれる細菌で歯周組織に炎症を引き起こしてしまうんです。

歯垢は最短で1週間程度放置しただけで歯石化して、さらに歯垢がつきやすくなり悪循環に陥ります。
1週間歯のケアを怠っていると、歯石ができる可能性があり、歯石化が進むと歯周病菌が繁殖して骨まで溶かしてしまう恐れもあるので注意が必要です。

猫 メモ

虫歯にはならないけど、歯周病には注意が必要ニャ!
歯石がつかないように日々のケアをしっかりしてあげよう☆

歯石が溜まる前に歯磨きを含めたケアが必要

ねこ 歯磨き

猫の歯に歯石が溜まると歯磨きではなかなか取ることができずに、動物病院で取ってもらわなければいけなくなります。
さらに歯石が溜まると、もはや動物病院でも手が負えず歯を抜くしかなくなります。
そうなってしまっては猫ちゃんがかわいそうですよね‥。

猫は重度の歯周病になると、歯が痛くて食事もままならなくなってしまうんです。

しかし、軽度のうちに歯垢や歯石を取り除けば回復が見込めますので、早めの治療を心がけましょう。

ねこ げっそり

ごはんが美味しく食べられなくなるのは嫌だニャー。。
歯を抜くのも怖いニャ。。

猫の歯磨きの仕方

猫が歯周病にならないために必要なのが、日頃の歯のケアです。
さっそく、猫の歯磨きの手順について紹介していきたいと思います。

猫の歯磨きの手順

ねこ 歯磨き
出典:archive.fo

歯磨きの習慣がない猫に、最初から歯ブラシを使って歯を磨こうとすると猫は嫌がります。
できれば生後6ヶ月前後から慣れさせておくと成功しやすくなりますよ。

1.歯ブラシの使い方

上手にブラッシングするためには角度がポイントです。
歯に対して45℃の角度をつけて横に小刻みにブラシを動かしましょう。
あまり力をかける必要はありません。

2.重点的に磨く箇所は上あごの奥歯

猫の歯で最も歯石ができやすい箇所は上顎の奥歯です。
なかなかおとなしくしない猫の歯を全て磨くのは大変ですから、まずはここを重点的に磨きましょう。

3.週2~3回を目安に

歯磨きの頻度は一日一回が理想ですが、毎日行うのが難しい場合は週2~3回でも効果が期待できます。
歯ブラシは、動物用もしくは人間の小児用を使います。

ねこ ヤッター

慣れるまでは苦戦するかもしれないけど、コツを掴めば上手に歯磨きできるようになるニャ☆

ガーゼを使って磨く方法もおすすめ

ねこ 歯磨き
出典:archive.fo

猫が嫌がって、ブラシで磨くのは無理!という場合は、指にガーゼを被せて、歯の表面をそっと磨きましょう。
これなら、猫の口を開けさせることさえできれば、比較的容易に磨くことができますね。

このときに、歯磨きペースト歯磨き効果のあるスプレーをガーゼにつけるとより効果的です。

ねこ がんばれ

歯ブラシに抵抗がある猫ちゃんにはガーゼで優しくフキフキしてあげるのがおすすめニャ☆

獣医さんの中には「猫には歯磨きが不可欠」という考えを持っている方もいますが、歯垢や歯石を取るケアの方法は歯磨き以外にもいくつかあります。

例えば、ペットメーカーでは歯石を落とすスナックスプレーを販売しています。
歯磨きの習慣がない猫に対しては、まずこれらの商品を活用してみてはいかがでしょうか。

食生活の見直しも必要

ねこ エサ

人間も猫もやわらかい食べ物ばかり摂っていると歯が弱くなります。
歯石が溜まるのを予防するには食生活の見直しも必要になってきます。

キャットフード以外に猫が欲しがるからと、人間が食べ残した食事を与えたり、チーズなどの加工食品を食べさせている飼い主さんがいますが、これはよくありません。

猫は、キャットフードだけでも問題なく健康に生活することができます。
総合栄養食と書かれたフードであればそれだけで必要な栄養が補給できますし、人間の勝手な思い込みで「キャットフードだけでは飽きるのでは‥?」などと、安易に人間の食べ物を与えることはかえって猫のために良くありません。

ウェットフード中心の食事も、歯石が溜まる原因となります。
ドライフードは歯垢がつきにくいため、ドライフード中心の食事に変えてみるのもいいでしょう。

ドライフードの中には、歯垢や歯石を予防する効果を謳った商品が売られていますのでぜひ活用してみてくださいね。

ねこ いただきます

猫ちゃんが欲しがっても、絶対に人間の食べ物をおすそ分けしたらダメ!!
猫ちゃんの健康のためにも、心を鬼にするニャ☆

まとめ

猫は虫歯にはなりませんが歯石が溜まると歯周病になります。
3歳以上の猫の8割は歯周病にかかっていると言われています。

歯周病の原因は歯垢に含まれる細菌で、歯垢を放置していると歯石化してさらに歯垢がつきやすくなります。
歯石は最短で1週間でできるため、歯磨きなどのケアが必要になります。

歯石を落とすスナックやドライフードを活用することでも歯石を落とせますが、できれば週に2~3回は歯磨きをしましょう。
猫が嫌がる場合は歯ブラシではなくガーゼを使って磨くのがおすすめですよ。

The following two tabs change content below.
わんにゃんラボ編集部

わんにゃんラボ編集部

ワンちゃん、猫ちゃんの飼い主さんの役に立つ情報を発信中! ぜひ参考にして下さいね。